- 2024/09/20
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若いつもりがとうとう37歳になってしまった。 止まらない体重増加にもうダイエットはあきらめた。 現在は東京で一人寂しく単身赴任生活を満喫中。
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1月2日。旅4日目。今日で旅も終わってしまう。4日間・・・やっぱ短いわ。
6時前に駅に到着。昨日乗った根室行きの姿はすでにない。
網走行き。今年も乗りますよ~。
6時06分、列車は網走に向け出発。去年乗った時は大雪が降ってて塘路で降りる気をなくし、そのまま網走まで乗り通した。その後は秘境駅、旧白滝駅で幸せな時間を過ごした。(詳細は「年末北海道 2014」参照)
6時37分、列車は塘路に到着。
行き違いの釧路行きがお待ちかね。
「ぶろろろろ~ん!!!」とエンジンを轟かせ煙を噴き上げる。
釧路に向け発車~!!!空気がキンキンに冷え切ってるので噴き上げる排気が蒸気機関車みたいである。
駅の温度計を見ると・・・
マイナス18℃。そりゃ排気も吹き上がるわ。
塘路で降りたのは僕ともう一人。撮影道具を持ったおじさんである。毎年ここ塘路では何人かが降りる。で、この人も僕同様にコッタロ湿原方面へと歩いていく。
ここ塘路でも木がバキバキに折れている。これも先日の爆弾低気圧の仕業なんだろう。
とりあえず阿寒岳。
先を行くおじさんの後ろを歩いているとおじさんがカメラを構え始めた。僕もおじさんの見る方を振り返ると・・・
塘路湖越しの日の出である。
カメラ任せのPモードでの撮影。太陽の光に引っ張られてシャッタースピードが速くなるのでこんな画になる。シャドウ部分を明るくすれば実際の景色に近づくんだがこっちのほうがきれいだからこれでいいのだ。
写真って光と影のコントラストが強いほど印象的なものになる。
12月31日。旅2日目である。朝6時過ぎに起床。今日は鉄旅のメインイベント、2429Dを滝川から釧路まで乗り通す。去年は富良野からの乗車だったけど今年は始発から終点まで乗り通すのだ。
出発が遅くなったので雪&信号のある地上ではなく地下を行く。
地下鉄の札幌駅。都市の風景って感じだな。
JRの札幌駅に到着。僕が乗るのはおなじみの7時01分発の滝川行き。
むむむ~。そう来たか。いつもの711系ではなく721系。711系は2014年度をもって引退。すでに車両の入れ替えが始まっていると思われる。
7時01分、列車は滝川に向け出発。しかしまぁ毎年のことながら札幌から滝川方面って雪が多い。函館線だけでなく石北線も宗谷線も留萌線も富良野線も・・・とにかく道南や太平洋岸の路線以外全部だな。まぁ北海道なんだから当たり前か。
まぁ昨日の日高線なんかの太平洋側の路線と比べちゃいかんけど。
毎年こんな感じだな。
江別駅。
昨日は雪が少ないところの旅だったから1年ぶりのこの景色に「北海道だねぇ」と感じる。
岩見沢に到着。
向こう側には室蘭線のキハ40が停車中。
いいねぇ。
後ろから来た網走行きオホーツク1号が到着。
おっ、向こうにも2連のキハ40。
7時56分、列車は再び滝川に向け走り始めた。滝川に近づくにつれどんどん雪深くなる。
美唄も雪深い。
8時34分、列車は定刻通りに滝川に到着。
ここも雪が多い。
2429Dの発車する9時36分までは撮影タイム。
まずは稚内行きのスーパー宗谷1号。
発車~。
気をつけて~。
お次は新得からの普通列車。終着駅に到着する場面をパシャ。
到着!!!
そしていざ奴を待ち構える。
と、その前に腹ごしらえ。初めて北海道に来た21年前からここのお店にはお世話になっている。
9時36分発、釧路行き。列車番号2429D・・・ん???おぉぉぉぉ~!!!
なんとここで711系とご対面。実は岩見沢の駅でもこいつを見かけた。しかし・・・ちんたらしてたらいつの間にか姿を消していた。今度はどこか行く前に確実にカメラに収める。
そして1番ホームへ。2429Dは富良野までは単行で進む。富良野へ向かう乗客が多くいつも混み合うため早めに並ぶ。
発車間際になると後部のドアはこれくらいの待ち客。
全部もそこそこ多い。僕の前の人、完全冬山武装である。芦別岳かな???
そして釧路行き2429Dが入線。今年も楽しい長旅が始まる。
空港に到着し搭乗手続きを済ませる。座席を指定しようとしたら窓側は全部うまってた。つーかチケットを予約した時点で座席の指定をしとかなきゃいけなかったな。座席は3列シートの通路側という景色もくそもあったもんじゃないところに座ることとなった。
話は変わるけどまぁさすがは天下の羽田空港。全国各地へひっきりなしに飛行機が飛んでいく。出発案内のモニターは短い間隔でびっしりとうまっている。ここからなら日本全国どこへでも飛んで行けそうだ。
ちなみに僕が乗るのは6時25分発の札幌行き。
搭乗口でしばし待機。
椅子に座って搭乗の案内を待っていたら初めて聞くアナウンスが流れた。僕が乗る便は搭乗予定の人が座席数を上回ってるらしい。で、違う便に変更してもらえる人は申し出てほしいとのこと。つーか座席数より搭乗予定の人が多いってどういうこと???そんな予約の受け方ってあるんかいな???
そして便の変更に協力した人には7500マイルか1万円をくれるらしい。うひょ~!!!一万円くれるってか。変更後の便は7時発の8時半千歳着。急いで時刻表をめくって千歳からのダイヤを確認する。今日は日高線を往復し札幌に向かう。当初は苫小牧から長万部の間のどこかで撮影をしようと思っていたが検討の結果、のんびり日高線に揺られることに決めた。で、確認の結果到着が30分遅れても今日の行程にはまったく影響がないことが判明。というわけでいそいそと搭乗口のお姉さんに便の変更の協力を申し出る。そして「あの~一万円もらえるんですよね???」
しかしここでよくわからんお返事が。この便変更というのはまだ確定ではなくこのまま6時25分の便に僕が乗っていくこともあるとのこと。ん???なんじゃそりゃ。僕以外に申し出たやつはいないんだけど・・・。
結局便の変更とはならず6時25分の便に搭乗。いや~一万円欲しかったなー。
予定通りに僕の乗った便は羽田を飛び立った。機内では寝たり機関誌やショッピングの本を見たりして過ごす。途中で耳が痛くなる。僕は耳抜きができなくていつも「うぉぉぉ~耳いてぇー!!!」と思いながらも着陸するまで必死に我慢していた。しかし今日は意を決して耳抜きをしてみる。「ばりっ!!!」
生まれて初めて耳抜きができた・・・が、片っぽの耳だけ。その後何度も試みるけどどうしても片っぽしかできない。誰かうまくやれる方法を教えてくれい・・・。
そして我が飛行機はあっという間に千歳に到着。いやーあっけない。あっけなさすぎる。1時間半で北海道へ。新幹線に乗っても1時間半じゃ東京から名古屋にも行けんぞ。
いつもなら関西からではあるが北海道へは二日がかりで入っていく。なのに今回は1時間半。正直旅情も何もあったもんじゃない。しかし今年はどうしようもない。休みが四日しかないのだ。時間をカネで買う・・・やむを得ないことなんだけどやっぱ北海道へは鉄道かフェリーで向かいたいもんだ。