2015/01/02 Category : 旅 年末北海道 2015 其の6 改札を抜ける。ここ様似駅に来るのは18年ぶりである。あの時は襟裳岬に行き、その後広尾駅へ。そのあとまたここへ帰ってきた。 委託だけど有人駅。前来た時の記憶とかはあんまりない。駅の横が農協か地元の物産店だったのは憶えてる。腹が減ってたんで弁当かなんかを買おうとしたんだけど売ってなくてなんか違うもん(お菓子かなんか???憶えてねーや。)を買ったと思う。その後静内まで腹減ってたのを我慢したような気がする。 札幌まで4千円か。大阪から名古屋に行くよりも遠いな。 駅舎全景。隣は観光案内所か。何かのお店だったような記憶だったんだけど・・・。 バス乗り場。今日も襟裳岬に行こうかと思ったんだけど出発前にざっと調べたところ岬には行けるけどここまで戻ってこれないようだったのであきらめた。 あれがアポイ岳か??? 前に来た時には山にまったく興味がなかったので名前も知らんかった。変な名前だったんでうっすら記憶に残ったけど山をやるようになってあの山があんなにメジャーな山だと初めて知った。いつかは登るつもりである。 車止めから。これぞ終着駅って感じである。 もういっちょ。 画的にはこちらからのアングルの方がしっくりくるんだけど右側の車たちがうるさい。まぁそんなことは一旅人の僕がどうこう言う話ではない。この町、この駅はここに住んでる人たちのものである。 折り返しまで小一時間あるのでのんびり過ごす。 よこがお。 もう一回車止めから。国鉄時代は今よりももっと利用客がいて車掌も乗務してたんだろうな。正直「ワンマン」の表示ってバスっぽくてあんまり好きじゃない。 出発の時間が近づいた。日高の山々と太平洋に囲まれた様似の駅ともお別れである。次はいつ来られるのだろう。その時までこの日高線は残っていてくれるんだろうか??? 14時34分、列車は苫小牧に向けて出発。まだ丸々片道の旅が残ってるけど今日は日高線に乗ってよかった。様似に来てよかった。室蘭線のどこかで撮影をしようかとも思ったんだけど今回はこの選択でよかった。北海道にはもう何十回と来てるけどやりたいことはいくらでもある。来年は石勝線の滝ノ下信号場で撮影したいななんて思いながら車窓を眺める。 貯木場のような西様似 帰りも当然海沿いを走るんだが、来るときはさんさんと輝いていた太陽も西に傾き少々物悲しい。 まだ15時前だが冬の北海道での日暮れは早い。 昆布を干す浜から。 絵笛に到着。ここは山の陰に入って日が当たらない。 寒々しい景色なんだが何食わぬでお食事中の馬君たち。 時々見送ってくれる奴もいる。 再び日のあたるエリアへ。牧場の夕景。 荻伏。ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む。 帰りも本桐で列車交換。 様似を出発して走ること1時間23分。静内に到着。 ここで列車交換をして16時10分発。停車時間は13分だ。 様似行きの列車が到着。 腹が減ったので駅ナカのおそば屋さんへ。 車内持込み用の容器で購入。車窓を眺めながらの温かいそば。最高にうまかった。 窓の外ではお日様が完全に姿を消した。 来るときはけっこう混み合っていたこの区間も帰りはのびのびと過ごせた。旅人的には快適なんだがこの路線を維持するためにも地元の方々には積極的に利用してほしい。 そして定刻の17時53分。北海道の旅初日のメインイベント 、日高線の旅が終わった。 PR