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新 ぽんぽこブログおれ日記

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散歩

今日は珍しく家にいたので晩飯の後に散歩がてらレインボーブリッジを渡ってお台場まで往復してきた。

マンションを出て10秒。引っ越してきて初日に渡って以来である。近すぎるとあんまり行かんわな。




 
下から見上げる。





 
お台場新大陸とかいう何かをやってるフジテレビ。




橋の上から。いつも家に帰るのが遅いので僕が家に帰るころにはこんなにピカピカしていない。 





 
後ろを振り返る。レインボーブリッジへのグルグルである。




お台場へ向けて走ったり歩いたりを繰り返す。前方のフジテレビは相変わらずピカピカしている。

だいぶ近づいた。





で、お台場に上陸。お台場海浜公園を歩く。前回来た時にはあまりの水の汚さに閉口したが夜だとそれがわからないので見た目的には非常にいい感じである。



フジテレビの前まで行きそこで引き返す。レインボーブリッジの歩道は20時半でゲートが閉められ21時に閉鎖される。容赦なく閉鎖される。「レインボーブリッジ閉鎖できません!!!」なんてことにはならない。
帰りは北側の歩道を渡る。
20時40分を過ぎると「閉めますよ~」って放送が橋の上にも流れる。まぁ20分もあれば余裕で渡れる。

ゴール間近。東京タワーと





 スカイツリーが同じところから見える。






20時50分。戻ってきた。1時間あれば往復できるんだな。まぁ近いし散歩としてはちょうどいい時間だな。
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本日のロード in 大井ふ頭

今日、ロードで走ってきた。東京に来て初、最後にロードに乗ったのが4月の中旬に六甲山に上って以来だから実に4か月半ぶりのロードである。いや~空いちゃったなぁ。
今日向かったのは大井ふ頭。東京のロード乗りたちが集まってくるというこの辺りのローディー達の聖地である。
出発は15時過ぎ。最近疲れがたまりにたまってなかなか動けない。5月にこちらに来たけど週末にまともに体を休めたことがない。山に行ったり川西の家に帰ったり友達が遊びにきたりで全然体を休めてなかったら最近胃にきた。仕事は毎日22時くらいまで。寝るのはなんだかんだで2時くらい。睡眠時間は5時間くらいという生活をずっと続けていたらこうなった。今年で37歳。無理がきかなくなってきたなぁ。
話を元に戻す。海岸通りを走り八潮経由で大井ふ頭へ。ついにやってきたぞ。時刻はそろそろ16時になろうかというところ。そんな時間なんだがローディー達は走っていた。最初はコースがわからないので前の人について走る。ど平坦なので速度は30km/hほどで巡航する。しかしまぁなんと走りやすいコースなんだ。平日はびゅんびゅん走り回っているであろうトラックなんかの姿は皆無。噂通り交通量はほとんどない。決まったコースというのはなくそこらじゅう走り放題である。久々のロードの感覚を楽しみながら2周目に突入。しかし・・・なんか弱っている胃にまた違和感が。気持ちと体は全然いけるのだが内臓系だけがヘタっていて気持ち悪い。結局2周ちょっとまわって帰ることにした。もうちょっと養生してから走りに来よう・・・。
東京に来て3か月半。川西にいた時のような山はないけどこういうサーキットのようないいところが近くにあってよかった。いいとこ見つけたわい。しかしこのまま東京にいたらヒルクライムの力がガタ落ちだな。仕方ないとはいえなんとも複雑だ。


本日の記録  走行距離・・・41.99km  平均速度・・・23.9km/h    最高速度・・・42.5km/h  獲得標高・・・140m  消費カロリー・・・1170kcal

ど平坦だからって平均速度ってそんなに上がらないんだな。大井ふ頭を走ってる間はアベレージは26km/h位だったんだが胃がヘタってからはどんどん速度が下がっていった。まぁ4か月以上サボったんだからそんなにいい走りはできんわな。

土砂災害

大変ショッキングなことが起きた。故郷の広島が土砂災害でひどいことになっている。僕の祖父母の家は安佐南区の八木にある。梅林駅近くの甚大な被害が出ている地域だ。家屋に被害はなかったけど家の周りは土砂が流れ込んでいるらしい。可部線の線路も土砂が埋まっているらしい。僕自身も安佐北区の可部のあたりに住んでいた。
今回の災害で30人以上の方が亡くなった。先日の南木曽の土石流の時は不謹慎ながら「大変だなぁ」と思いながらもどこか他人事のような感じであった。しかし自分に関係ある場所で起こった今回の災害はめちゃくちゃショックだ。昨日までの普通の日常が一夜にして地獄になった。昨日までの普通の生活が跡形もなく消えて失せた。神様とかいないんだなって思う。震災の時も思ったけど何でこんなことが起こるんだろう。ひどすぎる。
ぐちゃぐちゃになった現場で泣き崩れる人を見て僕も涙が出そうになった。昨日まで平穏な日常があったのに。
実家の方は雷でパソコンが壊れたらしい。土砂災害の地域と比べたら全然ましだ。ただ可部の方に出ようとすると鈴張も土師ダムも通行止めで高速道路を走るしかないという。なんでこんな悲しいことが起こるのかね。本当に心が重くなる。

日光白根山 其の5

おじさんパーティーと別れて五色沼に向かう。ここからはGPSにルートが入っていない。僕のGPS、ガーミンのe-trexには登山地図が入っていなので自分でルートをダウンロードせねばならんのだ。久々の丸腰状態(地図だけは持っているが・・・)に少々緊張する。周りに登山者はいない。もうみんな山頂駅の付近まで戻ってるんだろうな。
 樹林の中をしばし歩くと五色沼に出た。左手には白根山の山頂が見える。
ここでもシカ君に遭遇。






ふと視線をずらすとこちらにも立派な角のオスのシカもいた。でかい・・・。
北海道でシカは見尽くした感はあるが角の生えたオスはなかなか見ることができない。



しかしまぁこの付近とってもシカが多い。あっちにもこっちにもいる。シカだらけだ。




上から見ても青かったけど近くで見ても青い。しかしこの日光付近、沼だ池だ湖だとやたら水たまりが多い。




ひとしきり五色沼を堪能し山頂駅に向けて再び出発。残り時間もそれほどないので先を急ぐ。
再び樹林に入るとさっそくシカ君が。ほんと多いな。






樹林の中の登りをこなす。しかしこの山は分岐が多い。五色沼からでも前白根に登り返すルートがあるし湖畔を半周すると今度は五色山への分岐が現れる。ちなみに前白根を登り返す分岐では「やっぱり前白根が気になるなぁ」と未練たらたらであった。
 樹林を抜けると再び五色山と向かう分岐が現れる。分岐多し。
樹林を抜けたところはガスで真っ白。雨こそ降らんが視界は悪い・・・。





 ガスガスの道を少し歩くと目の前に阿弥陀池が現れる。ここでも分岐が現れる。菅沼へ下山するルートだ。




阿弥陀池を通過すると今度は白根山と大回りして七色平へ向かう分岐が現れる。ほんと分岐多いわ。
阿弥陀池をパスし白根山への分岐へ向かう途中でお父さんと娘さんの2人パーティーとすれ違う。人のことは言えんがこんな時間にこんなところにいていいんすか???
 再びガスガスの樹林の中へと入っていく。






そして七色平に到着。ちょっとした高層湿原だ。





 目の前には避難小屋。つーか来るときこんなのあったか???こんなのあったら気づきそうなもんだが。しかしまぁ不気味だ。よっぽど困らん限りここへは避難したくねーな・・・なんて思いながら歩いていると行きのルートと合流。この避難小屋は行きのルートから外れたところにあったのだ。そりゃ気づくはずもない・・・。5万分の1の山と高原地図ではそこまで読み取れなかった。
ここが合流点。ここは登るときに通過したのをはっきり覚えている。






少し先に歩いたところにある大日如来。登りの時は全然気づかなかった。





山頂駅に向けて下っていると前方に登山者の姿が。向こうも自分が最後と思っていたのか「え?まだ後ろにいたの???」って感じでこちらを見ていた。
そして16時05分、無事に山頂駅の二荒山神社に到着。五色沼の避難小屋からコースタイム通りの1時間45分がきっちりかかってしまった。ほんと下りはだめだな・・・。




 山頂駅へと向かう。ガスの中の足湯に人々の姿が見える。





その後はすぐさまロープウェイで下山。17時のタクシーまでにひとっ風呂浴びるべく座禅温泉へと向かう。その途中で衝撃の情報が。なんとこの丸沼高原から鎌田まで無料のシャトルバスが運行されていたのだ。うぉぉ~何たるこっちゃ!!!時刻は16時30分。今更遅いかもしれんが関越交通の営業所に電話を掛ける。「17時にロープウェイの駅のところでタクシー予約してたもんですけど今からキャンセルってできますか???」
しかし無情にも「手配したタクシーと無線がつながりません。そちらに向かっているんだと思います。」とのこと。くそ~5000円損したー!!!つーか無線がつながらないってそれはそれで会社としてどうなんだ???
お風呂の方は17時で終わるということで大急ぎで入る。風呂から上がるとタクシーから電話がかかっていた。つーか営業所の方も無線がつながらないならケータイかけたらどうですかって感じである。
その後、タクシーに乗り込み鎌田に向かう。所要時間は20分ほどなんだがメーターはものすごい勢いで上がっていく。まるでテレゴングのごとくものすごい勢いで上がっていく。大体乗車時間が20分で5000円とかって高すぎるだろ。つーか田舎の方はこれくらいじゃないと商売として成り立たないのか???まぁ確かにそこそこの距離はあると思うんだが・・・。結局鎌田まで5300円ほどかかった。う~む、17時30分発のシャトルバスならタダだったのにー。痛すぎる・・・。
そんな感じで最後はなんとも言えない幕切れになったが72座目の百名山、日光白根山を無事登頂した。
 

日光白根山 其の4

さてこれからどうするかを考える。このまま山頂駅まで戻れば余裕で下山でき温泉に入りのんびりできる。しかしここまで来てそれはなぁ。前白根を目指すか???それだと最終のロープウェイが厳しい。というわけで五色沼を経由して山頂駅に戻ることにした。
僕の向かう方向から登ってきた人。湯元から登ってきたんだろうか???






山頂横の神社越しにそびえるあの山は何山だ???錫ヶ岳とか笠ヶ岳か???





青い青い 五色沼を見下ろしながら歩く。






 眼下の人が豆粒みたいに見える。





急なザレザレな道を下る。一人は嫌だなと思っていたらはるか下に歩いているパーティーを発見。よかった。僕だけじゃなかった。
苦手の下りを行く。山頂から五色沼の避難小屋まではコースタイムで40分。30分くらいで行けるかと思っていたけどこのザレ場の下りはほんとに40分くらいかかってしまそうだ。
急な下りをこなし樹林帯まで下りてきた。はるか下に見えたパーティーの姿はすでに見えない。急げや急げ!!!





おっ、先行パーティー発見!!!






よかった~と思いながら追いつこうとすると・・・
シカ発見。






ひとしきり眺めた後、パーティーを追いかける。おじさん3人組である。





小屋の前でおじさんたちに追いついた。時刻は14時20分。山頂からしっかり40分かかってしまった。おじさんたちは地図を見ながら「40分、40分、50分、25分。ここから2時間半か。」と話している。僕にはすぐにその意味が理解できた。これはここから前白根を経由して湯元に下りるコースタイムである。このおじさんたちは湯元に向かっているのだ。うぉ~なんてこった。こんな時間でも湯元に向かうパーティーがいたとは。この状況に当初湯元に下山するはずであった僕は大いに困惑する。この人たちが行くならば僕も湯元に下りたい。歩く速度はあきらから僕の方が早い。後ろからついてくる人がいるとわかっているならば精神的にも安心できる。しかし僕は17時にロープウェイの駅にタクシーを呼んでいるのだ。
とりあえずキャンセルすべくケータイを取り出す。が、、、圏外・・・。まぁそんな気はしてた。それでも湯元に進むべきか???登り返して前白根の稜線に出れば電波が入るかもしれない。もしだめなら本気で歩いて電波が入るところまで下って電話すればどうだろうか。つーかこのままドロンする???いやいやそれは人として許されん。仮にも36歳のいい大人である。つーかこんなこと二十歳の若造でもやってはいかん。う~む、非常に悩ましい・・・。
そして結論を出す。「やっぱ山頂駅に戻ろう。」
そもそもバスの時間を間違えたのは自分のミスである。バスの営業所でタクシーを予約したのもあの状況では正しい判断だ。今となっては正直「はやまったな~」と思うけど、それでもあの状況ならばあそこで予約しておくのが正解だったと思う。お盆の日曜日の夕方。山から下りてタクシーを呼ぼうにもタクシー会社が電話に出なかったら終わりである。営業所のおばちゃんも「この時期はみんな尾瀬に出払ってるからね~」って言ってたし。
念のためおじさん達に「湯元ですか???」と聞いてみるとその通りであった。うぉ~無念!!!無念すぎるぞー!!!
小屋の前でおじさんたちと別れる。おじさんたちは前白根の方へ。僕は五色沼へと向かった。

日光白根山 其の3

11時55分、出発である。こんな遅い時間から山に入るなんて通常はあり得ない。山と高原地図のコースタイムによると山頂までは3時間。コースタイム通りだと15時前の到着となる。まぁコースタイム通りになることはないと思うがもし山頂まで3時間かけてしまうとロープウェイの最終が非常に厳しくなる。つーか無理だな。目標は2時間。14時には山頂に着いていたい。もしそれよりも早く着くようならその先へと歩を進めたい。無理だとは思うが前白根まで行ければ縦走できなくてもいい。つーか前白根まで行ったんならそのまま湯元温泉に下った方が早いのか??まぁ頑張ろう。
はじめは樹林の中を進む。この時間からのスタートなので周りには誰もいない。まぁ途中からすれ違うことになるのだろう。ほぼ平坦な道をえっちらおっちら歩いて行く。う〜む、体が重い。睡眠時間4時間。朝起きた時も眠くて一瞬来週に延期しようかと思ったくらいである。コンディションは良くない・・・。
何人かとすれ違い、七色平の分岐を過ぎそろそろ本格的な登りに入ろうかというところで靴ひもを締め直す。スタートから20分ほどのところである。そりゃーと結び直していると上から来た人に「今からですか?」と聞かれた。う~む、もうそんな時間帯に突入していることを改めて認識させられる。
そこから先はそこそこの登りが続く。大汗をかきながら登る。うひぃ〜しんどい。時折足が止まる。行動食のおにぎりを食べる。東京に来て3ヶ月。その間一度もロードに乗っていない。体重も増え体脂肪率も上がっている。もともとブーちゃんだがここにきて肉体崩壊が進んでいる。
ひーこらいいながら登り、手元のGPSと地図とを見比べる。するとなんともう一踏ん張りで山頂というところまで来ているではないか!!!地図だと七色平への分岐のところまでのコースタイムが60分。しかし僕は1時間足らずで地図で言うところの進路を北向きにひょろっと転換する手前のところまで来ていた。これなら13時半までには山頂に立てるのではあるまいか。つーかどこかで避難小屋の前を通ったはずなんだがまったく記憶にない。気づかずに通過したか???
出発から1時間ちょっとで樹林を抜けた。






 ピークはガスに覆われている。






 下ってくる人とすれ違いながらピークへの急登をこなす。
後ろを振り返る。ガスってはいるけど近くは良く見える。






稜線に出る。向こう側へ続くのが前白根への縦走路だ。
 
 
 
 

ピークが見えた。

 





山頂直下。五色沼が見える。
 
 
 

 
 

青い。






13時33分、山頂に到着。目標よりも30分早い到着だ。






周囲を見渡すとあちらこちらに人の姿は見えるもののピークにいるのは僕一人である。しばらくやってくる様子もないので今回も自分撮りで記念撮影。ちなみに今回はこの山行のために新カメラを購入した。オリンパスのTG850というやつである。オリンパスのカメラは初めての購入だ。このカメラの購入の決め手は防水、耐衝撃に加えてカメラそのものの性能である。レンズは35mm換算で広角が21mmでテレ側が105mm。しかし超解像ズームというのが10倍ついている。これはデジタルズームとは異なりトリミングで引き延ばすわけではないので画質が劣化しない。つーかここのところ愛機のD300も撮像素子がAPSサイズということもあり画角の広い写真が撮れなかったんだが久々に21mmという広角レンズでの撮影。自我撮りも余裕である。少々寂しい山頂ではあるが予定よりも早く山頂を踏むことができた。

日光白根山 其の2

11:25分、丸山高原に到着。






雪はないけどスキーをしている。草スキーっていうやつか???





う~む、最終は16:30分か・・・。ちょっとプレッシャーを感じる。






登山バッチを購入しゴンドラ乗り場へ。






よぉ~し、行くぜ。






横を見ればスキーの人々が。






あれは丸沼だな。たぶん・・・。






いやー快適快適。





終点の山頂駅が見えてきた。その奥には目指す日光白根山。





山頂駅を出るとなんとそこには足湯があった。帰りはほっこりして帰るか。まぁ時間的にそんな余裕はないかもしれんが・・・。





ガスってるあのピークを目指す。






こういうの見ると「ついに来たな」と思う。





今回の山行も無事でありますように。






さぁ行くぞ!!!






 
 

日光白根山

今日日光白根山に行ってきた。しかし最初に言う。救い用のない凡ミスをかましてしまい大いにモヤモヤの残る山行となってしまった。バスの時刻表を思い込みで勘違いしてしまいスタートが約1時間半遅れてしまったのだ。これは致命的だった・・・。
まずは朝5時過ぎに起床。で、6時過ぎの京浜東北線に乗り込み上野に向かう。今回のルートは沼田からバスに乗り、丸沼高原のロープウェイで上まで担ぎ上げてもらってから日光の湯元温泉に下山するという今シーズン初のワンウェイの縦走である。上野発6時26分発の高崎線で高崎に向かいそこから水上行きに乗り換えて沼田で降りる。
高崎に到着。






水上行き。東京・大阪近郊では絶滅してるけどこちらではオリジナルカラーでまだまだ活躍中。




そして9:14分、沼田に到着。いやー沼田で下車するのは久しぶりだ。もう5,6年ぶりになるか?谷川岳に登った後に赤城山に登った時以来である。
で、鎌田に向かうべくバスに乗り込む。しかし・・・予想に反して登山者が全くいない。そもそも沼田駅で下車した登山者は僕だけだ。なんかおかしいな〜と思いながらバスに揺られる。そして「ん?こんなに長くバスに乗るっけ?」と思うほどになかなか鎌田に到着しない。すでに時刻は10時になろうかとしている。予定だと10時半くらいには縦走をスタートするような気がするのだが・・・。7
そしてやっとこさ鎌田に到着。丸沼高原行きのバスが待ってるはずだと思っていたがそんなものはどこにも見当たらない。「ん?」と思いバス停の時刻表を見ると「なんじゃこりゃー!!!!」
次の丸沼高原行きのバスは11時となっていた。只今の時刻10時20分である。何かおかしいとは思っていたが全く意味がわからん。ちなみに軽量化のためJTBの時刻表は家に置いてきた。iPadもWi-Fiが圏外である。しかし営業所の中にある時刻表をみて「うわぁ〜やっちまった!!!」と気がついた。今回の山行は鎌田でバスを乗り換える。僕が乗るつもりだった丸沼高原行きのバスは鎌田を9時40分に発車する。しかし僕は沼田に9時40分まで行けばいいと勘違いしてしまったのである。このバスに乗ろうと思えば沼田に8時40分にはついていなけばならずそうなると上野発5時43分の列車に乗らねばらん。こりゃ5時に家を出なけりゃ間に合わんな・・・。
それはさておきこれはもう凡ミスの極みである。そもそもこの山行も日光白根にいくということだけ決めてろくに調べずに来た。交通機関を調べたのも昨日の寝る前である。ルートも昨日の夜に決めて山と高原地図のガイドを読んだのも今日沼田に来る電車の中である。そこで湯元温泉への下りがガレ場で木が倒れてたりして大変足場が悪いとか下りにこのルートを使う際には落石に注意とか気が重くなるようなことが書いてあったのでこの後に及んでちょっとビビっていた。
そんな全然準備ができていない中でのこの凡ミス。で、どうする???今日はこのまま帰って来週出直すか???いやーそれをすると精神的なダメージがでかそうだ。なら遅くなっても予定通り進むか???う〜む、それはそれで不安だ。特に最後の下りが不安だ。しかもネットで調べたところによると夕方になるとシカとかクマが出てくるらしい。いやいやそれって恐ろしすぎるじゃないですか。結局丸沼高原まで戻ってタクシーで鎌田まで戻ることにした。日曜日は丸沼高原から鎌田に向かう最終バスは14時20分発。こんなの乗れるワケねぇ・・・。営業所の窓口のおばちゃんに値段を聞くと5千円くらいとの返事が返ってきた。ショーック!!!バスなら何百円で行けるところを5千円も払わにゃならんのか・・・。でも背に腹は変えられない。
17時にロープウェイの駅ということでタクシーの予約をし、11時発の丸沼高原行きのバスに乗り込んだ。

東京湾花火大会

本日開催予定だった東京湾花火大会が中止になった。う~む、非常に残念。うちのベランダから見えるということで楽しみにしていたんだが。今年は東京にいるので猪名川の花火大会が見れない。花火は現場ではなくうちからのんびりと眺めたい派なのでこの東京湾花火大会は本当に楽しみにしてたんだけどなぁ~。まぁ台風には勝てないか。

飯田線の旅 其の5

天竜峡を発車し列車は飯田へ。南アルプスの懐までやってきた。





何山だか知らんがガスってます。





飯田まで来ると列車は町の中に入ってきたなと感じる。これまでの行程を振り返ると「すごい山中を走ってきたんだな~。」と感じる。天竜川に沿って山間部を走る。それもローカル線ではありえないくらいの短い駅間で。しかしまぁよくっまぁあんなところに鉄道を敷いたもんだ。しかも民鉄が。道路を作るよりも鉄道のほうが楽なんだろうか???
車窓には田園風景が広がる。いいねぇ。落ち着くわ。





伊那大島に到着。ここは南アルプスの名立たる名峰の入り口の駅。そのうちお世話になることがあるのかな???






待ち合わせの列車が接近。





 
そして行き違い。




列車は駒ケ根方面へと北上する。進行方向左手になんとも特徴的な山が見える。何山だ?あれ。




運転士氏の後ろにかぶりつき。毎日こうやって山々を眺めながら運転できるとは羨ましい・・・と思うんだが仕事でやってたらそんなこと何とも思わないんだろうな。


それにしても気になるなあ。あの山。





しばらく進むと見る角度が変わって違う山のように見える。





大沢信号場にて。信号場でのすれ違いなんて久々だ。




大沢信号場を過ぎると間もなく高遠原。高遠・・・この地名見たことあるぞ。甲斐駒とか仙丈ケ岳を登ったときにこの地名を見た。あのあたりに今いるんだな。
お山の方はガスってる。スカッと晴れてたらきれいだったろうな。





伊那福岡でも行き違い。





駒ケ根に到着。中央アルプスの玄関口である。駒ケ根という文字を見ると木曽駒を思い出す。
駒ケ根では多くの人が乗り込んできた。その多くは高校生っぽい。浴衣姿の人もいる。祭りでもあるのかね???伊那市までは一駅ごとに人が乗り込んでくる。若い子ばっかりだ。

伊那市に到着すると一気に下車した。ここで祭りか花火でもありそうな雰囲気だった。




伊那市を過ぎ辰野で中央線に合流し列車はとうとう終点の岡谷に到着。10時41分に豊橋を出発して6時間49分。太陽も西に傾きかけている。


この後も18きっぷで東京まで帰ろうかと思ったがそうなると家に着くのが22時半を回ってしまう。なんかしんどいので甲府まで特急に乗ることにした。
しかしさすがは天下の大幹線、中央線の岡谷駅。ホームは列車を待つたくさんの人々でにぎわっている。
千葉行きあずさ30号の入線。つーか千葉まで行くのか。千葉から松本まで乗り換えなしで行けるのね。なんかすげーな、JR東日本。




車内はほぼ満員。登山者の姿も目に入る。なんとか空席を見つけ席に着くも通路側。窓の外が非常に見にくい。
甲府で普通列車に乗り換え。車内には山の人、ランニングの人、自転車の人とアウトドアの人が多い。中央線沿線はフィールドがあふれているからな。



そんな感じで高尾に到着。ここから先は旅情とは無縁の都市近郊である。その後は新宿で山手線に乗り換えて田町へと帰った。   終わり

飯田線の旅 其の4

2両編成の車内は立ち客が出るほどの乗車率。しかしボックス席のすべては埋まってはいない。人が座ってる横って座りにくいんだろうな。まぁ混み合うのも豊川くらいまでのことだろう。
列車が動き出すとさっそくお食事タイムである。
豊橋といえばお稲荷さん・・・ん???お稲荷さんは豊川だな。まぁ豊川駅だけではさばけん。新幹線・名鉄も止まる三河の大ターミナル豊橋でも売らなきゃ成り立たん。つーか豊橋で買えるというのもありがたい。豊川でしか買えなかったらいったん途中下車せねばならん。ほんとありがたいこった。





中身はボリューム満点のお稲荷さんが 7個も入っている。おいしくペロっといただいた。




列車はしばらく豊橋の郊外を走る。つーか豊川の市街かもしれん。このあたりよくわからん。愛知県第2の都市で東三河の帝王である豊橋なので当然東名高速のインターは豊橋インターだと思っていたんだが実際にはインターは豊橋にはない。豊川にあるのだ。
程なくして豊川に到着。しかし別段車内に大きな動きはなかった。
ローカル線としては異常とも思える短い駅間をいちいち停車しながら列車は走る。
野田城で上り列車と行き違い。213系も投入されているんだな。飯田線といえば119系のイメージが強いけど入れ替えが進んで完全に駆逐されているようだ。東海道線を追い出された213系がここにぶち込まれたんだろうな。



列車は新城を通過。ここで多くの人が下車すると思ったんだけどここでも大きな人の動きはなかった。
  本長篠に到着。ここで17分停車。上りの伊那路2号との待ち合わせである。




 いやーのんびりしてていいね。





こういう長時間の停車がローカル線の醍醐味。こういう時間にホームに出てぷらぷらする。旅してる感じがするなぁ。




伊那路の姿が見えてきた。
 
 
 
 
伊那路2号のおな~り~。





列車は再び岡谷に向けて出発。湯谷温泉に到着すると豊橋からず~っと一緒だった小学生軍団が下車。そのほかにも下車があり車内の立ち客はいなくなった。



列車はどんどん山の中へと入っていく。





列車は出馬に到着。何の気なしに駅名表を見て驚いた。「へ???浜松市天竜区!?」




ここも政令市の浜松市なのか???アクトシティのあるあの浜松市ですか???つーか合併の範囲広すぎだろ。
ここも正真正銘浜松市です。





その後もず~っと「浜松市天竜区」が続く。つーかやりすぎだろ。そこまでして表向きだけの人口を増やしたかったのか???



 天竜区はまだ続く。






そして列車はこの旅最大の目的地、小和田に近づいた。あの超有名秘境駅である。明るいうちに来るのは初めてである。




トンネルをくぐり鉄橋を渡る。





トンネルの連続。






そしてついにその姿を現した。





ついに小和田駅に到着。超有名秘境駅だけに車内を鉄ちゃんたちがせわしなく動き回り各自写真を撮りまくる。



おぉ~この画は見たことあるぞ。




しかし驚いたのがここも浜松市天竜区であったこと。似つかわしくないな~。つーか静岡の双璧である浜松市、静岡市の合併ぶりはもう見境がないな。南アルプスの山頂に立てばそこは静岡市葵区だったりするし。
明らかにやりすぎだろって思う。政令市の中では人口密度は半端なく低いんだろうな。結局飯田線の静岡県の区間はすべて浜松市天竜区であった。
伊那小沢で行き違い。今度は313系。





飯田線の核心部分を走る。天竜川に寄り沿う。





ひたすら天竜川。






雄大だ。





14時13分、 列車は飯田線の超主要駅、天竜峡に到着。以前来た時にはここで日が暮れた。
つーかマネキン、気持ちわりーな。





出発から3時間31分。残りは3時間18分。大体半分来たな。




飯田線の旅 其の3

豊橋行きの新快速に乗り込む。





車内でどこに座ろうかと物色していると我が友人、豊田市在住のK保田氏そっくりな人が寝ていた。「おぉ~こんなところで超奇遇ではないか!!!」
しかし髪の毛が茶髪である。ん???めちゃくちゃ似てるけど本人か???
気持ち的には隣に座り無理やり起してびっくりさせてやろうかと思ったけどもし人違いだったらえらいことになる。というわけで同じ車両の違う席に座り「今、豊橋行きの電車に乗ってないか???」とメールしてみた。するとすかさず返信が。「乗ってませんヨ。似た奴がいたんか?」
いやーあぶねぇあぶねぇ。ひと騒動起こしかねない状況であった。
昨日通ってきたところを今日は逆向きに走っていく。名古屋まではうつらうつらしていたけど名古屋からはしっかり目を開けていた。そして終点の豊橋に到着。飯田線の始発駅である。
僕が乗る岡谷行き。これから6時間を超える長い戦いが始まるのだ。





ワクワクしつつも「激混みとかだったらどうしよう」とか一抹の不安も抱えながら飯田線のホームへと向かう。
いや~一日に何本かあるとはいえ岡谷行きというのは異彩を放っているように見える・・・って思うのは僕だけか???




注目の岡谷行きが入線。豊橋ー岡谷間、205.2kmを6時間49分をかけて走る。このご時世、なかなかこんなロングランの列車は少なくなった。


というわけでおそらく15年ぶりとなる飯田線の旅が始まった。
  
  
  
  

飯田線の旅 其の2

勘違いで新大阪で下車してしまうという凡ミスをかましてしまった。僕が乗るのは7時15分発の大阪始発の新快速なんだがここで戻ると今度は大阪で九段の新快速に乗り遅れるかもしれないのでおとなしく新大阪で到着を待つことにする。
 列車を待っていると国鉄色のEF66がやってきた。






アップ!!!




 7:13発の快速野洲行きが到着。間違えて乗りかけたが「京都、山科、大津にはあとの新快速が早く到着します」のアナウンスに我に返る。そうだ、僕が乗るのは大阪発7:15発の新快速電車。まだ大阪を出てねーぞ。つーか頭働いてねーな。
そして件の新快速米原行きが到着。これで京都を目指す。





 高槻を過ぎたあたりで先行する快速野洲行きを抜き去った。




京都に到着。7:59発のこだま638号で米原へ。




昨日も思ったけど、滋賀の田んぼも雄大だ。





そして定刻の8:19、米原に到着。大急ぎで上りの東海道線のホームへ向かった。

飯田線の旅

今日は一日かけて東京まで戻ってきた。ルートはいろいろ考えたんだけど久々に飯田線を乗り通して中央線で帰ることにした。
昨日寝たのは午前2時。ケータイのアラームを4時半にセットして就寝。川西池田発5時33分の列車で豊橋を目指すことにした。
そしてあっという間にアラームがなった。アラームを止めて「よーし、そろそろ起きるか」と体を起こすと時刻は5時半を回っていた。「うう・・・やっちまった」 
普通なら「どわーやっちまったー!!!」となるんだが眠気が大いに勝っていたので随分とおとなしい。そのまま寝て普通に東海道線で帰るかという気分にもなったんだがそこをなんとか奮い立たせて6時20分に家を出た。
6時35分発の木津行きに乗り込む。





1時間遅れでスタートしたので新幹線で追いつかねばならない。日頃「新幹線は嫌いだ」とか言ってるくせに新幹線に世話にならざるを得んとは・・・。とっても複雑だけどやむを得ん。一番安上がりで済ますには京都から米原まで乗車することである。とりあえずこれで当初予定していた列車に追いつくことができる。
ろくに時刻も調べずに電車に乗ったのだが、大阪発7:15の新快速に乗ろうかと思っていたけど尼崎で乗り継ぐ快速に乗れば京都まで先行することがわかった。そうすれば1本早いこだまで米原に着くことができ悠々豊橋行きの新快速に乗り換えることができる。いやーちょっとラッキー。
尼崎で米原行きの快速に乗り継ぐ。席に座ると前に座るおじいさんが話しかけてきた。このおじいさん、御歳91才。これから立山に行くという。登山歴70年以上の大大大ベテランなんだが今回は山には登らず室堂の小屋に泊まるという。まぁすごいよな。91でまだ山に行くパワーがあるんだもんな。この姫路発5時の電車で来たという。尊敬するわ。
そのおじいさん、大阪に着いても降りようとしないので「ここ大阪ですよ。ここから特急じゃないんですか?」と聞くと新大阪からバスらしい。ほぉ〜そんなバスがあるんだねぇ。覚えておこう。
そしておじいさんと共に新大阪で下車。階段で上にあがろうとすると「わし、エレベーターで行くわ」とおじいさんはエレベーターへ。思わず苦笑ながらも「91だからな」
おじいさんとそこで別れて階段を上って気がついた。「あ、京都まで行くんだった。」
快速列車のドアは閉まり「プシュ~」という音とともに快速列車は京都に向けて動き出した。「あちゃ~」 ついいつものことで新大阪で降りてしまった。う~ん、まだ頭がしゃきっとしてないわ。
そんな感じで飯田線への珍道中が始まった。
 

グレートトラバース

昨日久々に心躍るテレビ番組をみた。BSのNHKでやってるグレートトラバースである。今回で第3回目。そういえば実家のおかんが「今度こういうのやるよ」って教えてくれたんだがよくある旅番組の類と思って気にもとめていなかった。それが第1回目の放送だったんだと思う。調べてみたら再放送があるようなので絶対見るぞ。
百名山を人力だけで一筆書きで登っていくという胸踊る冒険にチャレンジしているのは田中陽希という人。アドベンチャーレーサーとのことである。この人が次々登って行くのだがそのスピードの速いこと。昨日の放送で出てきた山は僕もほとんど登っているからわかるんだけどもう速い速い。空身で勝負したって到底太刀打ちできない速さで登って行く。
木曽駒からの下りでは雪で夏道が隠れててルートを外しちゃうんだけどそこを読図と高度とコンパスで突き進んで行くあたりはさすがアドベンチャーレーサー。凡人ならばわかるところまで戻るというのが鉄則である。
ルール的には全て人力で屋久島から九州本島に渡る時もカヤックで渡っていたんだが黒部湖を渡る時にはやむを得ず船で渡った。これは仕方が無い。苦渋の選択で本人も悔しそうだったけど、先のことも考慮すれば正しい選択だったと思う。
今回の放送でアルプスまで終わった。現在は水上駅の手前まで進んでいるようだ。次は谷川岳かな。最近アウトドアロックンロールが今ひとつパンチが効いていないのでこういう番組を見つけたことは非常に嬉しい。しかも今この瞬間も旅の途中であるというライブ感もワクワクする。いやーいいね。次の放送とこれまでの再放送が楽しみだ。

帰省

今日、東京から川西に帰ってきた。ほんとは最近お疲れなので家でゆっくりしたかったんだけどそうもいかない理由ができてしまった。川西の嫁とチビ共が今日から2週間岐阜の実家に帰るという。そうなると金魚ちゃん達のエサやりをする人間がいない。フードタイマーを使えばいいのだがそのセットを嫁はしてくれないのでわざわざそのために帰ることになってしまったのだ。
朝5時起床。眠い。そそくさと準備を済ませ出発する。
 
閑散としている早朝の田町駅





5時41分、山手線に乗り出発。





一駅乗って品川で下車。ここで東海道線に乗り換え。
 
15年ぶりくらいに品川の改札を出た。品川って思ったよりちっこい駅だと思ってたけど改札を出てその立派さに驚いた。なんか外国の駅みたいだ。



コンビニで弁当を買って再び駅に戻る。駅中のコンビニは閉まってたような気がしたけどしっかり開いていた。これなら中で買えばよかったわ。まぁそれは置いといて5時55分発の沼津行きで西を目指す。

ホームに降りるとムーンライトながらが回送されていた。





で、沼津行きが到着。






仕事に向かうときの列車はドナドナモードで最高に気が重いけど休みの日の列車旅はゆるくていいわ。川崎を通過して横浜に到着。あの横浜に到着なんだけどなんか都会って感じがしなくなったな。その辺の地方の大都市と変わらんように見える。東京に住んでて感覚がおかしくなってるわ。つーか日本は東京以外みんな田舎である。
列車はどんどん混み合ってきた。地方の通勤電車並みの混み具合である。土曜の朝の10両編成でこれである。はやり関東は人が多い。
小田原に到着するとそれなりの人が下車して車内はそこそこ落ち着いた。それでも立っている人はいる。まぁそんな感じなんだが弁当を食べることしする。朝から牛カルビ弁当。そりゃ太るはずだ。
熱海に到着。ここでも人が降りて立ってる人はいなくなった。






8時05分。終点の沼津に到着。ここで浜松行きに乗り換えである。





ここからはうつらうつらしながら移動する。9時02分に県都静岡に到着。何度も来てるけどなんつーか昭和くさい駅前である。その後もうつらうつらしてると10時16分、終点の浜松に到着。

お次は豊橋行きに乗り換え。





10時20分、浜松を出発。それまでの列車はずっと座ってこれたけどここでは座れなかった。まぁ豊橋まで34分の我慢である。車窓からは浜名湖なんかが見えたりするんだけどこれまで何十回と通過しているのでiPadでツールドフランスを見て過ごす。
そして豊橋に到着。ここまでくれば名古屋圏。高校を出てから7年間住んだなじみのあるエリアである。




 
蒲郡。知らん間に高架の駅になっていた。





岡崎に到着。







愛環の列車が出発を待つ。






矢作川を渡る。





乗車しているのは特別快速。刈谷の次は金山まで停車しない。大府をとばすのはなんか違和感があるんだが時刻表を見ると所要時間は刈谷ー金山間は大府に停車する新快速のほうが速い。なんじゃこりゃ。大府をとばす意味あるのか???

大高の手前で新幹線に追い抜かれる。






金山。神宮前から栄生辺りまで名鉄と並走する。




そして名古屋に到着。最近は新幹線で寝ながら通過することが多い。




名駅を出て地下からはいあがってきた名鉄と並走。






稲沢の操車場。






で、岐阜。






12時32分。大垣に到着。ここで米原行きに乗り換え。





ところでここまで来る前にいろいろ考えたことがあった。「このまま東海道線で帰るのもつまらんな・・・」
で、いろいろ考えた。岐阜から高山線経由で帰る。キハ40系でのんびり夏の18きっぷの旅を楽しむ。いや~いいじゃない。でもこれだとだいぶ家に帰るのが遅くなる。
それではと名古屋から関西線経由で帰ることも考えたけど亀山・加茂・木津と乗り換えるのがなんかめんどくさくなってやめた。つーかこの辺の路線なら乗ろうと思えばいつでも乗れる。
時刻表を見ながら過ごすとあっという間に米原に到着。向かいには近江鉄道の列車が。





13時20分発の網干行きの新快速に乗り込む。ホームの端過ぎてこんな窮屈な写真になってしまった・・・。






12両編成の車内はがらがら。ここまで来ると関西圏。帰ってきたなぁ~という気分になる。



一駅ごとに車内に人が増えていく。明日はどうするか???時刻表を眺めながら考える。北陸線で帰ろうか。来年は三セク化されるから最後の夏である。あ、紀勢線という手もあるぞ。でもこれだとどこかで新幹線使わなにゃならんな。

窓の外を眺めると車窓には広々とした田んぼが広がる。東北には負けるけど滋賀の田んぼもなかなか見事である。




そして京都に到着。その後大阪で向かいのホームに停まっていた新三田行きに乗ろうとしたら間に合わなかった。というわけで尼崎から乗り込んだ。そして伊丹で下車してくら寿司ですし食って帰宅。金魚さんの水替えをしてのんびりと過ごす。東京のマンションもいいけどやっぱ自分の家が一番だ。いつまで続くのかねぇ、この単身赴任。

スズカのエンデューロ

今年のスズカのエンデューロ、なんと開催が土曜日の一日のみ。うぉぉ~なぜじゃー!!!!
東京の支店は金曜日は帰りが非常に遅い。大体22時は超える。そこから東名を走ってスズカに向かい6時過ぎにエントリーを済ませ8時から4時間レースを走る・・・。無理だー!!!!これはさすがに無理!!!
今年も日曜日のレースに参戦するため土曜日にスズカ入りしようと思ってたんだが完全に思惑が外れた。そういや一昨年も開催が土曜日だけだったな。今年の秋はスズカで走れない。へこむなぁ~。つーか東京からスズカのレースを走ろうとすること自体が無理なのか???来年は日曜開催にしてほしいなぁ。とりあえず東京近辺で参加できるレースを探すことにするか・・・。

ツール

今日でツールが終わった。総合優勝はニバリ。2位に7分以上の差をつけてのぶっちぎりの優勝だった。いや~今年のニバリはめちゃくちゃ強かった。ツールが始まる前はフルーム、コンタドールに続く「第三の男」とか言われてたけど2強がいなくなっての総合優勝。こんだけ強かったニバリとフルーム、コンタドールがガチでやりあっていたらめちゃくちゃ盛り上がってただろうなと思う。非常に残念。カヴェンディシュ、フルーム、コンタドール、アンディ、カンチェラーラと僕が応援する選手が続々とリタイヤ。正直、気持ちを入れて応援できる選手がいなかった。総合争いもニバリがぶっちぎり過ぎで今年は「争い」がなかったしな。でも、ツールが終わると「あー夏が終わったな」と感じてしまう。まだ8月が丸々残ってるんだけどね。7月ってホントの夏に向かってどんどん勢いが上がっていく感じがして気持ちも盛り上がるけど8月ってどんどん衰えていくというかなんというか。日も短くなっていくし。秋風が吹き始めると「寂しいな~」って思っちゃうしね。まぁ夏の第1ステージが終わったな。

終わった・・・

先日からのわが母校の野球部の話。準決勝の広商戦にも見事勝利し、本日最強のライバル広陵との決勝戦を戦った。結果は1-2で負けてしまった。う~む、非常に残念。これで3年連続決勝戦で敗退
。選手もさぞかし悔しいだろう。でもよく頑張った。三歩じゃないけどよく頑張った。広島から遠く離れた東京の地で今年も卒業19年目を迎えるおっさんはいい夢を見させてもらった。ありがとう。
しかし夏が終わった感じがするな。今日でツールも最終日だし。最近日も短くなってきたし・・・。毎年のことながら夏真っ盛りを迎えようかという7月下旬は、なんか夏の前半戦の終わりという感じでちょっと寂しい。夏の甲子園が始まれば夏の第2ステージを感じることができるけどこれから夏真っ盛りを迎える7月上旬が一番勢いがあるっていうか気持ち的にウキウキする。その季節が終わってしまった。さみしいな。うむ、さみしい。

本日の母校

本日の母校、如水館に9-0で快勝していた。一昨年の決勝戦のリベンジを果たしたぞ。明日は準決勝。相手は超伝統校の広商。とりあえず頑張れ!!!つーかこんな夢のような時代が来るとは思わなかった。あと2勝。あと2回勝って夏も甲子園で夢を見させてもらいたい。

2014 夏山山行第2弾 岩手山 ファイナル

盛岡まで戻りレンタカーを返す。これからは23時45分の東京行きのバスまで自由時間である。
とりあえず会社向けのお土産を買いに行く。一番数が多くて安いビスケットでごまかすことにした。
そしてこんなおいしそうなものを発見した。めちゃくちゃうまそう。しかしお値段も素晴らしい。もちろん 手は出せない。





駅を出て駅前をぶらぶら歩く。いいねぇ、盛岡も。なんかホッとするな。これくらいの街がなんか気持ち的に落ち着く。今住んでる東京の港区は少々やりすぎだ。
ひとしきりぶらついたらこれからバスまでの時間を過ごす駅前サウナ、グランドサウナ盛岡へと向かう。ここのサウナ、学生時代にも一度来たことがある。旅の途中で何日か風呂に入っておらず、乗り換え時間を利用しての入浴だったんだがそれで1000円以上のお金を払うのになんともいえない気持ちになったのを憶えている。しかし今回はたっぷり4時間以上滞在する。非常に楽しみだ。
受付を済ませ、さっそく入浴。そして大好物のサウナ→水風呂→サウナ→水風呂を繰り返す。いやー幸せだ。サウナでは鉄腕ダッシュを見ながら汗を流し水風呂ではトドのようにザブーンと頭までつかる。周りに人はいない。非常にのびのび過ごすことができた。その後は休憩室で寝ころんで漫画を読みそのうち眠くなったので仮眠室で寝る。熟睡してバスに乗り遅れると大変なのでそれなりの緊張感をもって横になる。
40分ほど仮眠して再び起き上がる。「今このまま寝てしまえたら幸せなんだけどなぁ~」と思いながら起き上り準備をする。明日は仕事だ。まぁ自分の好きの時間に出て自分の仕事が終われば帰れるから多少は気は楽なんだがそれでも世間は3連休。ちょっと自分がかわいそうになる。
サウナを出ると駅前という一等地に立地ながら人の姿がまったく見えない。時刻は23時半前なんだがなんか終電が終わった後のような雰囲気だ。
まったくひと気のない駅を通り抜け反対側の西口へと向かう。






そしてバスがやってきた。あ~終わっちゃったな。先週も今週も雨、ガスの山行だったけどこの2週間で八幡平、八甲田、岩木山、月山、早池峰山、岩手山と一気に7座に登頂した。いや~稼いだね。去年の海の日の連休はこれまた雨とガスの中、吾妻山、磐梯山、蔵王に登頂した。1年で東北の百名山を10座片付けた。来年は鳥海山をやっとくか。東京にいる間に東日本の百名山を一つでも片付けておこう。



2014 夏山山行第2弾 岩手山 其の3

ガスガスの中、下山にかかる。
これから頂上へ向かうパーティー。ガスの中へと消えていった。






平笠不動の避難小屋へと下っていく。ここで見覚えのあるお二人とすれ違う。登山口で写真を撮ってあげたご夫婦であった。しかしいいよね。夫婦で山に登れるなんて。うちは子供を介さないと絶対ついて来ないわ。
ガスガスなんだがお花はきれい。東北の山々ではたくさんのきれいな花が咲いていた。そろそろ花の名前を覚えようかな。





登ってる時よりもガスが下まで降りてきたな。






登るときにも気になったあの緑のエリア。






 拡大。ほんとなんだろね、あれ。






火山灰エリアを越え再び樹林へと入る。時刻は13時半。出発から6時間を迎えようとしている。久々に7時間を越えようかという登山。少々疲れてきたぞ。
第2噴出口跡まで下りてきた。登るときはガスで何にも見えなかったがこの時間になると普通に周りが見える。こうなってたんですな。





出発してからの時間が6時間を超える。今年に入って一番行程の長い登山である。東京に来て仕事ばかりで体がなまっているということもあり正直疲労がみなぎってきた。
樹林の下りをこなしながら「疲れたび~」と心の中でぼやきながらやっとこさ下山。時刻は14時45分。スタートから下山までちょうど7時間。久々の7時間登山である。そして下山早々、待ち構えていた人に声をかけられる。「お疲れ様です。ちょっとお時間よろしいでしょうか???」
聞くと岩手大学の学生で岩手山登山の調査のためアンケートを取っているとのこと。もちろん協力する。

駐車場に戻る途中で焼走り溶岩流の文字が目に入る。ついでなので階段を登ってみると・・・

うぉ~これはすごい!!!見渡す限りの溶岩である。こんなところがあったのか。朝、登るときには余裕でスルーしたんだが焼走り口から登るのにこれを見ずに帰っていたら悔やむに悔やみきれないところであった。
 
すごいな。こういうの初めて見た。






駐車場に戻り濡れた服を着替える。レンタカーの返却時間も迫ってくるので時間はないんだがここで本日も焼走りの湯に向かうことにする。体も濡れてぐっしょりなのでひとっ風呂浴びたかったのだ。ちなみに盛岡に戻ったらサウナに行くんだがそれでも風呂に入りたかった。
おかげで時間が無くなって帰りは盛岡まで高速に乗った。しかし思う。2週連続で東北の山に登ったけど東北の街ってなんかいいな。盛岡もいい。でも一番好きなのは青森だ。今度は山抜きでまったりしに来よう。


2014 夏山山行第2弾 岩手山 其の2

 7月19日。朝4時過ぎである。目が覚めて「う~む、眠い・・・」と思いながらも焼走りの駐車場がいっぱいになったら困るということでや焼走りの駐車場へと向かう。
しかし「・・・。」
海の日の連休の百名山だというのに皆無と言っていいほどの閑散ぶりである。しかも天気は下り坂。山と高原地図のコースタイムは往復で8時間50分。はっきり言って気が重い・・・。正直「このまま登らず温泉にでもつかって帰ろうか・・・」なんて思ったりもする。
時刻は4時53分。岩木山はすっぽりとガスに覆われている。






気は重いし熊は怖いし何より眠いのでもう一眠りすることにした。
7時過ぎ。やっとこさ2度寝から目覚める。周囲には数台の車が停まっており皆さん続々と出発しておられる。「やべぇ、出遅れた。」
飯を食い準備を整えスタートしたのは7時45分。大遅刻である。これで山と高原地図のコースタイム通りだったら下山は16時半を回っている。レンタカーの返却時間に間に合わんではないか・・・。山の方を見ると5時前には見えていたところまでガスに覆われている。こりゃ今日もガスガスの山行は必至だ。


よーいどんでスタートする。前方にはいいペースのおじさんが歩いているのでペースメーカーとして使わせてもらう。最初は樹林の歩きやすい道から始まる。



おじさんがガシガシ歩いていくのでその背中に必死に食らいつく。しかしおじさんはしばらくして力尽きる。僕が後ろからついてくるので結構無理してとばしていたようだ。
休憩しているおじさんを追い越してからは一人旅が始まる。周囲には人はいない。
樹林の登りをこなしていると第2噴火口跡に到着。






周囲はガスで真っ白。何も見えない・・・。






ここまでのコースタイムは2時間。それに対し僕の所要時間は1時間10分。我ながらいいペースである。
ガスガスの樹林を登っていくと周囲が開けた。下は火山灰の道へと変わる。





晴れていれば見晴らしがいいんだろうがあいにくの天気である。ただうっすらと下界が望める。なんか湿原ぽいのが見える。なんだろね、あれは。



登りながら後ろを振り返る。やっぱり気になるな、あの緑のところ。




火山灰の斜面にはきれいなお花畑。ガスに吹かれてしっとり濡れている。これはこれできれいだ。




しかしまぁこの火山灰の登り道。ズリズリ滑るので歩き心地は良くない。その後再び樹林へと入る。ツルハシ別れで休憩中のパーティーとすれ違う。この天候のせいかすれ違う登山者は少ない。
平笠不動の避難小屋に到着。時刻は10時46分。コースタイムは4時間半。僕の所要時間は3時間。先ほどと比べるとペースが落ちてきた。日頃の疲れというか東京に来てからの残業地獄でここのところ体のキレがない。まだ出発して3時間だがなんだか疲労感を感じる。



目指す山頂はガスに覆われている。ここから頂上の薬師岳までのコースタイムは40分。しかしここからは見上げるほどの急登が控えている。小屋の前で行動食のアミノバイタルで一息入れる。さぁ行くぞ。
急登の途中から避難小屋を見下ろす。






ひーこら言いながら急登をこなし稜線に出る。ここが馬返しなどその他各方面との合流点である。




本来なら噴火口を眺めながらのお鉢めぐりとなるのだが真っ白でなーんにも見えない。




死後の世界のような稜線を歩き71座目の百名山、岩木山に登頂。各方面から登ってきた山のぼらーたちでそれなりに賑わう。
ひとしきり写真を撮り何にも見えない山頂を満喫してお鉢めぐりを再開する。



しかし・・・まったくもって何にも見えない。死後の世界もいいところである。こんなのを一周したところで歩いたという満足感は得られるかもしれんがまったくもって楽しくない。すれ違う人も皆無である。「う~む、時間の無駄かな・・・。」
そう思い引き返すことにした。
相変わらず足元に咲く花はきれいなんだが真っ白で風の強い稜線は不気味である。少しだけ下った道を再び登り返し、下山することにした。

2014 夏山山行 第2弾 岩手山

16時55分、盛岡に戻る。小田越は寒かったけど盛岡は初夏の夕方という感じで涼しい風が吹いて心地よい。
まずは腹ごしらえ。駅の前にあるラーメン屋「マトヤ中華」さんへと向かう。地方だと思ってなめていたがなかなかいいお値段である。だが腹ペコなので気にしない。



出てきたラーメンを見てびっくり。スープが真っ黒である。京都が発祥のラーメン屋だとのことだが横綱や魁力屋とはかすりもしないスープである。でもうまかった。ぺろっと平らげ店を出る。


駅に戻りコインロッカーに預けていた荷物を取り出す。そしてトイレで着替えを済ませる。 乾いた服に着替えてさっぱりしたらお次は駅前のニッポンレンタカーへ。手続きを済ませ明日登る岩手山の登山口へと向かう。 その途中で高速バスの手続き。実は明後日は海の日で世間は休みなんだが僕は出勤なのである。ただ昼からでいいということになったので値段の安い夜行バスで帰ることにした。日曜日に下山してそのまま在来線で帰るには時間的に非常に厳しくどうしても新幹線を使わねばならない。「金がかかるなぁ」と嘆いていたけどうまい具合に交通費を浮かすことができた。しかしいつでもどこでもネットに繋いでバスでも飛行機でも予約ができる。便利な世の中になったものだ。ただ連休中日の前日ということもあり安くて快適な便は全て満席。来る時と同様にオリオンツアーの4列席しか取れなかった。
さて明日の岩手山登山。登山口についてはいろいろ迷った。選択肢的には馬返しか焼走りなんだがどちらにするか・・・。散々迷って焼走りにした。火口跡を眺めながらの登山でかつ登山口に温泉がある。そこがポイントであった。本当は馬返しから焼走りに縦走したいんだが車だとどうにもならん。今年の登山はピストンばっかりだ。
経費節減のため高速ではなく一般道で焼走りを目指す。西根のインターを越え国道からそれると全くひと気のない道となる。気味が悪いなぁと思いながら走っていると目的地の岩手山焼走り温泉へと到着した。
時刻は20時05分。21時の閉館時間まであまり時間がない。急いで入浴。その後すぐそばの登山口の駐車場へと向かったが僕以外に停まっている車は皆無。真っ暗だしこないだの八甲田ばりに気味が悪い。Wi-Fiの電波でも入ればツールを見ようかと思ったが当然圏外。なので西根のインター近くの道の駅で寝ることにした。ちなみにここもWi-Fiの電波は圏外。近くのローソンで買った酒を飲みながらガレッジセールのゴリとNEWSの加藤シゲアキがやってるwktkラヂオ学園というAMラジオを聴いていた。NHKなんだがあんまりNHKらしくなく面白い。最近こういういうの多いな。ゴールデンウイークに上高地から帰る途中に聴いた麒麟の川島がやってたハガキ職人の宴という番組もめちゃくちゃ面白かったがそれもNHKであった。いやーいいねNHK。相撲とニュースと高校野球だけじゃないぞって思った。

2014 夏山山行第2弾 早池峰山 其の3

さぁ~て下山だ。下山は小田越に向けて下りていく。こちらの小田越へのルートは高層湿原チックな景観を見せる。





お花畑。さすが花の百名山。






と思ったのも束の間。再び登山道はガレガレの道へと変貌する。





ハシゴも出てくる。これ、ネットで見たやつだな。ここだったのね。 






下から見上げてみる。







時刻は12時30分。こんな時間でも山頂を目指す人たちがいる。






なんだか知らんが渋滞が発生。この先に危ないところでもあるのかと思いきや特に何もなかった。




ガレガレが終わって樹林へと入っていく。河原の坊のルートほどではないがここも歩きやすいルートではない。 特に雨の日は。




というわけで13時35分、無事下山。70座目の百名山、早池峰山を登頂した。所要時間は4時間20分。 山と高原地図だとコースタイムは5時間20分。百名山地図帳だと5時間5分。 百名山地図帳の方が現実的なコースタイムのようである。5時間20分もかからんとは思っていたけど本当に5時間20分かかってしまったら帰りのバスがヤバかった。


小田越バス停。ここにもボランティア(?)の人がいた。盛岡へと戻るバスの時刻は。時間が余ったので薬師岳にも登ろうかと思ったけどコースタイムで往復2時間半。バスの時間が15時12分。さすがに厳しいな。さらに案内図のコースの途中に「クマ注意」と書かれてある。よ~し、やめだ。



 というわけで登山バッチを求めて小田越山荘へと向かう。
普通の山小屋かと思ったら無人の避難小屋であった。





う~む、ここにもクマが出るのか。長居は不要だ。






小田越のバス停へ向けて歩く。途中でボランティア(?)の人に「登山バッチってどこかで売ってますかね?」と聞くとバス停近くの監視小屋で売っているという。お礼を言って向かおうとするとそのボランティアの人(おばちゃん)もついてくる。「たぶんわかると思うんで大丈夫ですよ」というとなんと「いえ、私が売る係りですから」との答えが返ってきた。バス停や山頂で見かけるボランティアっぽい人たちはボランティアの人ではなく監視員ということも判明。まぁ監視員だけどボランティアなのかもしれんが。歩きながら「ここら辺はクマが多いんですか?」と聞くと「しょっちゅう出ますよ。今朝は河原の坊で出て昨日は8合目あたりで出た。」とのこと。おいおい河原の坊って・・・。まぁクマが「出る」のではなくてクマがいるところに人間が入っていくんだな。まぁどちらにしても出会いたくないもんだ。
監視小屋で無事に登山バッチを購入。バスまではまだ時間がある。雨も降るし辺りはガスで覆われていて気温も低い。つーか寒い。バスの時刻までまだ時間があるのでしばらく監視小屋の軒下で待たせてもらう。発車時刻が近づいたのでバス停で待っていると薬師岳に登ってきた人が来た。いやー健脚なだけでなくクマも恐れぬ勇敢な人である。こんな雨降りのガスガスの全然人が入っていないような日にはあんなところよう行かんわ。
寒さでぶるぶる震えながら待っているとようやくバスがやって来た。「盛岡に帰ったら何かあったかいものを食べよう」
そう思いながらバスへと乗り込んだ。

さらば!!!早池峰山。








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