2014/08/07 Category : 旅 飯田線の旅 其の4 2両編成の車内は立ち客が出るほどの乗車率。しかしボックス席のすべては埋まってはいない。人が座ってる横って座りにくいんだろうな。まぁ混み合うのも豊川くらいまでのことだろう。 列車が動き出すとさっそくお食事タイムである。 豊橋といえばお稲荷さん・・・ん???お稲荷さんは豊川だな。まぁ豊川駅だけではさばけん。新幹線・名鉄も止まる三河の大ターミナル豊橋でも売らなきゃ成り立たん。つーか豊橋で買えるというのもありがたい。豊川でしか買えなかったらいったん途中下車せねばならん。ほんとありがたいこった。 中身はボリューム満点のお稲荷さんが 7個も入っている。おいしくペロっといただいた。 列車はしばらく豊橋の郊外を走る。つーか豊川の市街かもしれん。このあたりよくわからん。愛知県第2の都市で東三河の帝王である豊橋なので当然東名高速のインターは豊橋インターだと思っていたんだが実際にはインターは豊橋にはない。豊川にあるのだ。 程なくして豊川に到着。しかし別段車内に大きな動きはなかった。 ローカル線としては異常とも思える短い駅間をいちいち停車しながら列車は走る。 野田城で上り列車と行き違い。213系も投入されているんだな。飯田線といえば119系のイメージが強いけど入れ替えが進んで完全に駆逐されているようだ。東海道線を追い出された213系がここにぶち込まれたんだろうな。 列車は新城を通過。ここで多くの人が下車すると思ったんだけどここでも大きな人の動きはなかった。 本長篠に到着。ここで17分停車。上りの伊那路2号との待ち合わせである。 いやーのんびりしてていいね。 こういう長時間の停車がローカル線の醍醐味。こういう時間にホームに出てぷらぷらする。旅してる感じがするなぁ。 伊那路の姿が見えてきた。 伊那路2号のおな~り~。 列車は再び岡谷に向けて出発。湯谷温泉に到着すると豊橋からず~っと一緒だった小学生軍団が下車。そのほかにも下車があり車内の立ち客はいなくなった。 列車はどんどん山の中へと入っていく。 列車は出馬に到着。何の気なしに駅名表を見て驚いた。「へ???浜松市天竜区!?」 ここも政令市の浜松市なのか???アクトシティのあるあの浜松市ですか???つーか合併の範囲広すぎだろ。 ここも正真正銘浜松市です。 その後もず~っと「浜松市天竜区」が続く。つーかやりすぎだろ。そこまでして表向きだけの人口を増やしたかったのか??? 天竜区はまだ続く。 そして列車はこの旅最大の目的地、小和田に近づいた。あの超有名秘境駅である。明るいうちに来るのは初めてである。 トンネルをくぐり鉄橋を渡る。 トンネルの連続。 そしてついにその姿を現した。 ついに小和田駅に到着。超有名秘境駅だけに車内を鉄ちゃんたちがせわしなく動き回り各自写真を撮りまくる。 おぉ~この画は見たことあるぞ。 しかし驚いたのがここも浜松市天竜区であったこと。似つかわしくないな~。つーか静岡の双璧である浜松市、静岡市の合併ぶりはもう見境がないな。南アルプスの山頂に立てばそこは静岡市葵区だったりするし。 明らかにやりすぎだろって思う。政令市の中では人口密度は半端なく低いんだろうな。結局飯田線の静岡県の区間はすべて浜松市天竜区であった。 伊那小沢で行き違い。今度は313系。 飯田線の核心部分を走る。天竜川に寄り沿う。 ひたすら天竜川。 雄大だ。 14時13分、 列車は飯田線の超主要駅、天竜峡に到着。以前来た時にはここで日が暮れた。 つーかマネキン、気持ちわりーな。 出発から3時間31分。残りは3時間18分。大体半分来たな。 PR