2014/08/20 Category : 登山 日光白根山 其の5 おじさんパーティーと別れて五色沼に向かう。ここからはGPSにルートが入っていない。僕のGPS、ガーミンのe-trexには登山地図が入っていなので自分でルートをダウンロードせねばならんのだ。久々の丸腰状態(地図だけは持っているが・・・)に少々緊張する。周りに登山者はいない。もうみんな山頂駅の付近まで戻ってるんだろうな。 樹林の中をしばし歩くと五色沼に出た。左手には白根山の山頂が見える。 ここでもシカ君に遭遇。 ふと視線をずらすとこちらにも立派な角のオスのシカもいた。でかい・・・。 北海道でシカは見尽くした感はあるが角の生えたオスはなかなか見ることができない。 しかしまぁこの付近とってもシカが多い。あっちにもこっちにもいる。シカだらけだ。 上から見ても青かったけど近くで見ても青い。しかしこの日光付近、沼だ池だ湖だとやたら水たまりが多い。 ひとしきり五色沼を堪能し山頂駅に向けて再び出発。残り時間もそれほどないので先を急ぐ。 再び樹林に入るとさっそくシカ君が。ほんと多いな。 樹林の中の登りをこなす。しかしこの山は分岐が多い。五色沼からでも前白根に登り返すルートがあるし湖畔を半周すると今度は五色山への分岐が現れる。ちなみに前白根を登り返す分岐では「やっぱり前白根が気になるなぁ」と未練たらたらであった。 樹林を抜けると再び五色山と向かう分岐が現れる。分岐多し。 樹林を抜けたところはガスで真っ白。雨こそ降らんが視界は悪い・・・。 ガスガスの道を少し歩くと目の前に阿弥陀池が現れる。ここでも分岐が現れる。菅沼へ下山するルートだ。 阿弥陀池を通過すると今度は白根山と大回りして七色平へ向かう分岐が現れる。ほんと分岐多いわ。 阿弥陀池をパスし白根山への分岐へ向かう途中でお父さんと娘さんの2人パーティーとすれ違う。人のことは言えんがこんな時間にこんなところにいていいんすか??? 再びガスガスの樹林の中へと入っていく。 そして七色平に到着。ちょっとした高層湿原だ。 目の前には避難小屋。つーか来るときこんなのあったか???こんなのあったら気づきそうなもんだが。しかしまぁ不気味だ。よっぽど困らん限りここへは避難したくねーな・・・なんて思いながら歩いていると行きのルートと合流。この避難小屋は行きのルートから外れたところにあったのだ。そりゃ気づくはずもない・・・。5万分の1の山と高原地図ではそこまで読み取れなかった。 ここが合流点。ここは登るときに通過したのをはっきり覚えている。 少し先に歩いたところにある大日如来。登りの時は全然気づかなかった。 山頂駅に向けて下っていると前方に登山者の姿が。向こうも自分が最後と思っていたのか「え?まだ後ろにいたの???」って感じでこちらを見ていた。 そして16時05分、無事に山頂駅の二荒山神社に到着。五色沼の避難小屋からコースタイム通りの1時間45分がきっちりかかってしまった。ほんと下りはだめだな・・・。 山頂駅へと向かう。ガスの中の足湯に人々の姿が見える。 その後はすぐさまロープウェイで下山。17時のタクシーまでにひとっ風呂浴びるべく座禅温泉へと向かう。その途中で衝撃の情報が。なんとこの丸沼高原から鎌田まで無料のシャトルバスが運行されていたのだ。うぉぉ~何たるこっちゃ!!!時刻は16時30分。今更遅いかもしれんが関越交通の営業所に電話を掛ける。「17時にロープウェイの駅のところでタクシー予約してたもんですけど今からキャンセルってできますか???」 しかし無情にも「手配したタクシーと無線がつながりません。そちらに向かっているんだと思います。」とのこと。くそ~5000円損したー!!!つーか無線がつながらないってそれはそれで会社としてどうなんだ??? お風呂の方は17時で終わるということで大急ぎで入る。風呂から上がるとタクシーから電話がかかっていた。つーか営業所の方も無線がつながらないならケータイかけたらどうですかって感じである。 その後、タクシーに乗り込み鎌田に向かう。所要時間は20分ほどなんだがメーターはものすごい勢いで上がっていく。まるでテレゴングのごとくものすごい勢いで上がっていく。大体乗車時間が20分で5000円とかって高すぎるだろ。つーか田舎の方はこれくらいじゃないと商売として成り立たないのか???まぁ確かにそこそこの距離はあると思うんだが・・・。結局鎌田まで5300円ほどかかった。う~む、17時30分発のシャトルバスならタダだったのにー。痛すぎる・・・。 そんな感じで最後はなんとも言えない幕切れになったが72座目の百名山、日光白根山を無事登頂した。 PR