- 2024/09/20
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若いつもりがとうとう37歳になってしまった。 止まらない体重増加にもうダイエットはあきらめた。 現在は東京で一人寂しく単身赴任生活を満喫中。
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周りと比べると随分遅れてのスタートな感じがするがともかく出発。それでもちらほらと人の姿が見えるので安心する。やはり関東の百名山である。
程なくして武尊神社の脇を通る。本日の登山の無事を祈ってお参りをする。
アスファルトの道に別れを告げて紅葉のアーチの中を歩く。
しかしまぁ今日はいい天気だ。僕の山行の中では年に少ししかない雨の心配のいらない登山である。しばらく行くと前方でガイドブックをもって立ち止まっているご夫婦に追いついた。なんとも困った顔をして「剣ヶ峰はこの道であってるんでしょうか?」と話しかけられた。もう30分以上歩いているんだが手小屋沢の避難小屋との分岐が現れないので道があっているのか不安になっているらしい。GPSを取出し現在地を確認し「あってますよ~」と教えてあげた。そして僕の後ろから数人ついて来ているのを見て「あ、みんな来てるな。よかった。」
つーか手にしているのは地図でなくガイドブック。格好はちゃんと登山の格好をしていたけどなんとも危なげなご夫婦である。そのご夫婦をパスし少し歩くと分岐が現れた。
僕はここを左にとって手小屋沢の避難小屋方面へと向かう。僕の後ろの人たちも僕に続くのかと思ったら皆さんそのまま直進。「マ、マジでか・・・」
皆さんここでは鎖場を登りで通過するのかと思っていただけになんとも肩透かしをくったような気持ちになる。つーか鎖場回避でこのままピストンなのかな???
例のご夫婦はどうするのかと思ったら分岐を左にとって急登に差し掛かっている僕を見上げながら何やら相談。その後後ろを振り返っても姿が見えなかったところをみるとこのご夫婦も直進した模様。つーかここを歩いていて「武尊山」ではなく「剣ヶ峰」って言ってたな。僕的には剣ヶ峰というのはGPSにルートを落とす時に見たくらいであんまり重要な峰という認識はなかったので、ピンポイントで「剣ヶ峰」って言ってたご夫婦に少々違和感を覚えてしまった。
ところで久々の登山である。ここのところ殺人的に残業が続いていたので正直山どころではなかった。疲れも随分とたまっていたので休日はリアルに「休む日」となっていた。なのでここひと月以上山に登っていない。9月初旬の日光白根山以来の山行である。そんな体にここの急登はなかなかタフであった。
50分ほどかけてやっとこさ尾根まで上がった。さぁここからはこの山行のハイライトともいえる連続する鎖場の通過が待ちかまえている。鎖場恐怖症の僕ではあるがここを避けるわけにはいかない。昨年の蓬莱峡でのクライミング教室で実感した「足場さえしっかりしてれば大丈夫」という理屈を呪文のように心の中で繰り返す。ネットで見た情報では鎖に頼らなくてもホールドが豊富にあるので普通に登れるとのことである。たぶん大丈夫だ・・・と思う。
そしてついに現れた。
これが最初の鎖場である。なるほど、こんだけボコボコしていたら鎖がなくてもホールドには困らなそうだ。実際高度感もなくネットに書いてあったことにウソ偽りはなかった。
鎖場を登りきると視界が大きく広がった。上州の山々が見渡せる。
そしてこれが2番目の岩場。鎖ではなくロープが垂れ下がっている。
で、3番目。
そして4番目。
で、これを登れば岩場は終了。登りに関しては全く問題はない。下りだったらちょっと注意が必要かなというところ。山と高原地図では危険マークがついているけど正直なくてもいいと思う。
ちょっとビビってた連続する岩場もクリアし気分も晴れやか。あとは山頂までもうひと登りである。 眼下にはきれいな紅葉が広がりその向こうには上州の山々。いや~素晴らしい!!!
そして前方には74座目の百名山、武尊山のピークが姿を現した。
右手にははるか向こう側まで峰々が連なる。ん???なんか手前に印象的なとんがり山があるな。あれが剣ヶ峰???つーかあれって登れるのか???
武尊山のピークへと続く道。天気は快晴、気分は上々。
そして10時58分、73座目の百名山である武尊山に山頂に到着。所要時間は約3時間20分。山々を愛で写真を撮りながらの楽しい登りであった。
今週は休みが今日しかなかった。昨日は9時から17時半までしっかり働かされた。東京支店というところはほんとにもう蟹工船みたいなところである。
今日は起きたのが10時過ぎ。で、ちんたらしてたらあっという間に昼を回った。恐ろしいまでのスピードで時が過ぎ去っていく。掃除や買い物などやりたいことはいっぱいあったのだがあまりに時間がなさすぎる。飯を食ったらすでに時間は13時過ぎ。今日は意地でもロードに乗りたい。ほんとは午前中にチェーンをきれいにしてオイルを入れなおし、車体もキレキレイにしたかったんだが時間がない。急いで準備をして14時前に出発した。目的地はやっぱり大井ふ頭。東京にいる間はここにしか行かないだろう。
前回は胃の調子が最悪で2周ほどして帰宅したがあれからだいぶ体調も回復した。今日は50kmくらい周ってやろうと考えている。大井税関前の交差点に着いたのが14時24分。よぉ~し2時間ぐらい走るぞ。
今回、ここに来るのは2回目だが思ったほどローディーはいない。前回は15時ごろで今回は14時半。みんな午前中に来るのかね???
30kmほどで巡航する。はたから見れば亀並だろうが僕的にはいい調子だ。ここに来るまでのアベレージは見ていなかったがここを走っている間にアベレージがどんどん上がっていく。最終的にはMAX27km/hまで上がったがそこまでであった。家を出てから1時間半が経過したころ体に異変が。「ん?なんかきつくなってきたぞ。」
東京に来てからまともにロードに乗っていない。なまりになまった体では周回コースを1時間も走るとスタミナが切れた。ど平坦とはいえ・・・いやど平坦だからか。足を休める時がないのである。信号待ちなどほとんどないので足を止めることがない。川西にいたころなら山を上っちゃ下りるので下ってる間は足を休められる。しかしこのど平坦で信号待ちもほとんどない状態だとず~っと走り続けることになる。3本ローラーを休みなく回し続けるようなもんである。
スズカのエンデューロでも下ってる間は足を休められるので、ある意味ここで4時間走り続けることはスズカで4時間走るよりもきついかもしれない。
結局その後はどんどんアベレージを落とし、家に到着した時には24.5km/hまで下落。最後の5周目なんかは速度が30km/hを超えることはほとんどなくサイコンはアベレージよりも下で走っていることを示す「↓」の表示ばかり見ることのなった。最初の勢いを考えたらまさに「黄金のタレ」である。
今年はスズカに出ないけど出てたら過去最低の記録をたたき出していたに違いない。毎回スズカに合わせて体重を減らしていたが今年はまったく減らないどころか過去最高ラインをずっとキープしている。腹の出方が半端じゃない。こりゃちょっとまずいな。川西にいたら走りたいときに走れないけどこちらにいる間は走る走らんは自分次第である。いつもはオフシーズンとなる冬場も今年は頑張って走ろう。
本日の記録 走行距離・・・72.94km 平均速度・・・24.5km/h 最高速度・・・40.6km/h 獲得標高・・・189m 消費カロリー・・・2452kcal
久々に70キロ走ったな。最後はほんとにタレた。しっかり走りこんでスタミナをつけなければ。しかしあんだけ走って獲得標高が189m。ど平坦にもほどがあるな。つーか東京に住んでたらこれまで培ったヒルクライムの能力が完全に衰える。何とかならんかな。