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新 ぽんぽこブログおれ日記

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武尊山 其の3

周りと比べると随分遅れてのスタートな感じがするがともかく出発。それでもちらほらと人の姿が見えるので安心する。やはり関東の百名山である。
程なくして武尊神社の脇を通る。本日の登山の無事を祈ってお参りをする。





アスファルトの道に別れを告げて紅葉のアーチの中を歩く。





しかしまぁ今日はいい天気だ。僕の山行の中では年に少ししかない雨の心配のいらない登山である。しばらく行くと前方でガイドブックをもって立ち止まっているご夫婦に追いついた。なんとも困った顔をして「剣ヶ峰はこの道であってるんでしょうか?」と話しかけられた。もう30分以上歩いているんだが手小屋沢の避難小屋との分岐が現れないので道があっているのか不安になっているらしい。GPSを取出し現在地を確認し「あってますよ~」と教えてあげた。そして僕の後ろから数人ついて来ているのを見て「あ、みんな来てるな。よかった。」
つーか手にしているのは地図でなくガイドブック。格好はちゃんと登山の格好をしていたけどなんとも危なげなご夫婦である。そのご夫婦をパスし少し歩くと分岐が現れた。
僕はここを左にとって手小屋沢の避難小屋方面へと向かう。僕の後ろの人たちも僕に続くのかと思ったら皆さんそのまま直進。「マ、マジでか・・・」
皆さんここでは鎖場を登りで通過するのかと思っていただけになんとも肩透かしをくったような気持ちになる。つーか鎖場回避でこのままピストンなのかな???
例のご夫婦はどうするのかと思ったら分岐を左にとって急登に差し掛かっている僕を見上げながら何やら相談。その後後ろを振り返っても姿が見えなかったところをみるとこのご夫婦も直進した模様。つーかここを歩いていて「武尊山」ではなく「剣ヶ峰」って言ってたな。僕的には剣ヶ峰というのはGPSにルートを落とす時に見たくらいであんまり重要な峰という認識はなかったので、ピンポイントで「剣ヶ峰」って言ってたご夫婦に少々違和感を覚えてしまった。
ところで久々の登山である。ここのところ殺人的に残業が続いていたので正直山どころではなかった。疲れも随分とたまっていたので休日はリアルに「休む日」となっていた。なのでここひと月以上山に登っていない。9月初旬の日光白根山以来の山行である。そんな体にここの急登はなかなかタフであった。
50分ほどかけてやっとこさ尾根まで上がった。さぁここからはこの山行のハイライトともいえる連続する鎖場の通過が待ちかまえている。鎖場恐怖症の僕ではあるがここを避けるわけにはいかない。昨年の蓬莱峡でのクライミング教室で実感した「足場さえしっかりしてれば大丈夫」という理屈を呪文のように心の中で繰り返す。ネットで見た情報では鎖に頼らなくてもホールドが豊富にあるので普通に登れるとのことである。たぶん大丈夫だ・・・と思う。
 そしてついに現れた。

これが最初の鎖場である。なるほど、こんだけボコボコしていたら鎖がなくてもホールドには困らなそうだ。実際高度感もなくネットに書いてあったことにウソ偽りはなかった。

 鎖場を登りきると視界が大きく広がった。上州の山々が見渡せる。
 そしてこれが2番目の岩場。鎖ではなくロープが垂れ下がっている。

で、3番目。

そして4番目。

で、これを登れば岩場は終了。登りに関しては全く問題はない。下りだったらちょっと注意が必要かなというところ。山と高原地図では危険マークがついているけど正直なくてもいいと思う。
ちょっとビビってた連続する岩場もクリアし気分も晴れやか。あとは山頂までもうひと登りである。 眼下にはきれいな紅葉が広がりその向こうには上州の山々。いや~素晴らしい!!!

そして前方には74座目の百名山、武尊山のピークが姿を現した。
 右手にははるか向こう側まで峰々が連なる。ん???なんか手前に印象的なとんがり山があるな。あれが剣ヶ峰???つーかあれって登れるのか???

武尊山のピークへと続く道。天気は快晴、気分は上々。

そして10時58分、73座目の百名山である武尊山に山頂に到着。所要時間は約3時間20分。山々を愛で写真を撮りながらの楽しい登りであった。
 

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