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新 ぽんぽこブログおれ日記

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グレートトラバース 第四集

今日、楽しみにしていたグレートトラバースの第四集を見た。今回の放送は楽しいだけでなく見てる人も考えなきゃいけないことがてんこ盛りの内容であった。
このグレートトラバース、世間にその名が広まるにつれ大きな問題が発生している。ファンの過剰な行動だ。予定が遅れていて少しでも早く先へ進みたいのに行く先々で待ち伏せ。そこで写真やサインやその他もろもろの対応で時間をとられる。男体山では「遅いな」って言いながら山頂で待ち伏せ。
行く先々での人との触れ合いは旅の醍醐味ではあるけど物事には限度ってものがある。一人二人ならまだしも10人20人となれば待たれる方も負担だ。待ってる方は「本物を見てみたい。」という好奇心で待ってるんだろう。常念の山頂で待ってた人がいたけど、あれくらいなら微笑ましい。でも大挙して待ち伏せして「いや~待ってましたよ」っていうんじゃプレッシャーだ。これじゃ彼が言うように応援してんだかしてないんだかわからん。彼の負担になるようなことはやっちゃいかんと思う。差し入れにしても一人一つとしてもあんなに大人数が菓子袋を渡してたんじゃもらう方はたまったもんじゃない。筑波山では登り始めが遅かったため日が暮れる前に下山したいという思いがあったにもかかわらず山頂で集団で待ち伏せ。散々時間をとらせて自分たちは暗くなる前に下山。残された彼は大量の差し入れの処理に困って「食べないと入らないな」と差し入れをその場で食べる羽目に。これじゃ応援でなくただ邪魔しているだけだ。
天候や自分の体調で「今日はやめとこう」と思っても「山頂で待ってる人がいる」と考えてしまうと無理をして行かざるを得ないようなこともでてくる。これは田中陽希自身の旅であって、山頂で待ってる人のための旅ではない。これでは自分で歩く旅ではなく他人のために歩かされる旅になってしまう。NHKもこの辺のこと考えてあのような場面を番組を放送したんだと思う。
視聴者に対してズバリ「こういうのはやめてね」とは言ってない。でも視聴者はこれを見て考えなければならない。これだけ有名になってしまうとこういうことはどうしても起こってしまうのかもしれない。でも相手のことを考えなきゃならん。自分たちも山に登ってるんだからに途中で荷物が大量に増えるとどんな気持ちかわかるでしょ???自分たちは自分の荷物を1gでも軽くしたいと思ってるでしょ???彼にしても差し入れはその人の善意だから「いりません」とは言えないしスタッフに渡すわけにもいかない。ましては捨てることもできん。いやーこれは相当なストレスだ。水上で体調を崩してしまったのはこれまでの疲労だけではなくこのような精神的なストレスもあったんじゃないかなって思う。
この放送を見た人は、今後は大挙して待ち伏せして差し入れやサインや写真で時間をとらせるようなことはやめよう。山で会ったら「がんばれ~!!」って言うだけで十分じゃない???静かに見守ることも立派な応援だ。無事にゴールしたらNHKはちゃんとファンと交流する機会を設けてくれるはずだ・・・たぶん。特別番組だって放送されるだろう。関口さんの鉄道の旅の時もそうだったし。
実は僕も会いたいなと思って山に行こうかなと思った時もある。でもやめた。ネットのHPをのぞきながら「今日も頑張っとるな」と楽しく応援させてもらう日々である。今は北海道でゴールに向かって頑張っている。ゴールはもう少しだ。頑張れ!!!陽希!!!
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