2014/02/19 Category : 旅 年末北海道 2014 其の49 8時07分、列車は長万部に向けて出発。乗客にはボーダー多し。函館線の山線はスキーやボードを持った人が普通に乗っている。 小樽を出ると積もる雪が激増。となりの塩谷に行くまでにもドカッと増える。空も雪雲に覆わる。 ぶれてるけどこんな感じ。 塩谷に到着。雪が深い。つーか埋もれてるな・・・。たった一駅でここまで積雪量が変わる。 蘭島 余市まで来ると太陽が顔を出した。 雪雲の谷間から青空がのぞく。 然別。あのまま乗り続けていたらこの駅で今僕が乗る列車を待つことになっていた。まぁそれもおもしろかったのかもしれんが小樽まで行ったら運河にご挨拶せねばならん。 然別を過ぎると再び空は雪雲に覆われる。列車はぐんぐん標高を上げていく。そして銀山に到着。標高高し。町がはるか下に見える。 小沢では大雪。倶知安に近づくにつれ積雪量も増える。車内を見渡すと通路を挟んで隣の席には鉄ちゃん風の親子が座っている。子供の方はDSに夢中。最近こういうのが多いな。うちのもそのうちこうなりそうだ。 9時20分。倶知安に到着。ここでどかっと降りる。乗り込んでくる人も多い。 しばらく停車するのでホームに出る。 前から。 羊蹄山を望む。上の方はガスの中。 9時28分、倶知安を出発。左手に羊蹄山が迫ってくる。 比羅夫に到着。 駅の宿比羅夫。来年はまた泊まりたいな。 9時45分、ニセコに到着。ここでも結構人が降りた。気づけば再び太陽が顔を出している。 蘭越に到着。この沿線には「蘭島」も「蘭越」もある。北海道らしい地名だ。蘭越ではまた雪。風が強くて吹雪いている。 去年もこの区間は乗ったんだが大雪の影響で昼間に乗れず乗ってたのは夜。真っ暗で何も見えなかった区間なんだがこんな感じで一面雪が積もってたんだろうな。 雪原です。 熱郛。地元の人でなければ鉄ちゃん以外は読めますまい。 熱郛では再びお日様が。天気の移りかわりが目まぐるしい。 黒松内。重厚というかなんというか「本線」らしい立派な駅。 秘境駅蕨岱。いい天気である。 そして終点長万部。 北海道にも着実に新幹線の影が近づいてきている。この駅もいつまでこの姿を保てるか。そしてその時にこの路線は存続しているのか。「函館本線」が函館までつながっていない時代が来るんだろうか???非常に不安である。とりあえず明るい時間帯に函館線の山線を乗り通した。これがお別れ乗車にならないことを切に願う次第である。 PR