2014/02/14 Category : 旅 年末北海道 2014 其の42 13時28分、列車は白滝に向けて出発。車内の乗客は3人である。発車して間もなく進行方向右手に見える遠軽神社は初詣客でにぎわっていた。 遠軽を離れると再び雪が降り始め瀬戸瀬、丸瀬布は大雪。下白滝で降りて「白滝発祥の地」で撮影して旧白滝まで歩くというプランを実行するかどうか迷っていたんだがこの大雪にだんだん気持ちが折れてきた。下白滝ー旧白滝間の営業距離は4.9km。普通に歩けば1時間もかからない距離である。しかしこの大雪。これは想像なんだがこの辺りはほぼ人口0地帯。国道に歩道なんてもんは無いだろうしあったにしても雪に埋もれているだろう。この天候で背後から高速で迫ってくる車にビビりながら歩くのは嫌だ。そして思う。つーかこんな時にわざわざそんなことしなくてもいいんじゃなかろうかと。つーか冗談抜きでこの状況で無茶をすると遭難しそうな気がする。そんな危険を冒すよりも、下りた秘境駅でのんびり酒を飲みながら次の列車を待つというのもなかなか・・・いや百倍いいんじゃなかろうかと。そして決断する。旧白滝で降りるぞ!!!下白滝はやっぱり犬がこわいのでやめた。 しかしいろいろ心配事もある。この大雪である。駅のホームは除雪されているんだろうか???待合室にはちゃんと入れるんだろうか???そもそも列車の停車本数は上下合わせて1日たったの4本。こんな駅、だれが除雪してくれるのであろうか???つーか待合室なんて使う人もいないだろうから壊れていたってだーれも直してくれないだろう。もし待合室に入れなかったらマジで命に係わるぞ。次の白滝まで歩くにしても営業距離で6.7km。下白滝ー旧白滝間よりも長いではないか・・・。 そして列車は下白滝に到着。 駅舎。 下りホーム。 これが件の牛が入っている箱である。これを守るためにワンちゃんが放し飼いにされていると思われる。 下白滝は意外にもきちんと除雪されていた。よく考えたら去年上白滝のホームに降り立った時もホームはちゃんと除雪されていた。誰がこんなだーれも使わないような駅の除雪をしてくれるんだろう???何はともあれ感謝感謝である。 そして14時08分。列車は旧白滝に到着した。 PR