2014/02/11 Category : 旅 年末北海道 2014 其の39 身軽になり、うまいと評判の回転ずし「まつりや」へと向かう。釧路市内でもなん店舗かあるんだがここはやはり本店・・・つーか一号店に行くべきであろう。まつりや新橋店である。 駅の横にある地下道をくぐり駅の反対側へ出る。何十回と釧路には来ているんだがこの地下道をくぐるのは初めてである。駅の反対側(北口)は一応タクシー乗り場みたいなロータリーになってはいるんだが改札もないのでいまいち盛り上がりに欠ける。 そこから共栄新橋大通というのを北上していく。目指すまつりやは進行方向右手に現れるはずだ。沿道は古い建物に交じって新しいマンションなんかも建ってたりする。そういうのを見ると「場合によっちゃこの辺に住んでいたかもしれんな。」と思い出す。その昔受験生だった頃、どうしても北海道の大学に行きたかった僕は釧路公立大に出願した。本当は小樽商大に行きたかったんだがお頭が全くついていかず箸にも棒にも引っかからない状態であった。それでも北海道の大学ということで受かりそうな学校を探した結果ここをチョイスした。しかし親は大反対。将来の就職の事とか全然考えていなかったので親から「釧路の学校に行って将来どうするんだ!?」と聞かれても「炭鉱夫か漁師になる」とかてきとうに答えていた。「私立は金がかかるので中四国。国公立ならどこに行ってもいい。」と言われていたので「んじゃ釧路」ってことにしたんだが、ここを受ける前にいくつか私大に合格したので結局試験を受けることもなく、最終的には名古屋の私大に行くことにした。今思えばそれでよかったかなと思う。炭鉱も今は閉山し(コールマインが事業を継承)かつては日本一を誇った漁業も衰退。パルプも調子がいいのか悪いのかよくわからん状態。本州の会社に就職しようと思えば金とか時間とかいろんな意味で就職活動も大変だ。北海道以外では知名度も低いだろうし。札幌の会社を受けるにしても釧路からいちいち札幌まで出向かねばならない。公務員でも受ける気がなければ地元志向の人以外だとなかなか厳しいと今では思う。やっぱよそ者で将来は本州に戻りたいのであれば頑張って勉強して北大とか樽商くらいの学校でないと就職のとき困りそうだ。 話を元に戻す。結構歩くもなかなかまつりやの看板は見えてこない。20分くらい歩いて駒場通とクロスするところまでやって来た。駒場通ってなんか東京みたいだな。そういや新橋も東京の地名だ。ふと見るとここの交差点、新橋大通という名前である。まつりやの新橋店、住所は新橋大通だったな。この辺りだと思うんだが・・・。 すると右手前方にまつりやの文字を発見。 しかし・・・ もしや・・・ うわぁぁぁぁぁ~!!!!!! しまっとるやんけー!!!!!!!! まじでか!?なんでよ!?今日って稼がなきゃいけない日なんじゃないの???つーか今日は従業員一同みんなそろっておうちでご飯ですか???うわぁぁぁぁ~~~!!!!!! どりあんに続いて今日2発目の空振り。2連続の空振りである。 店の前でしばし呆然と立ち尽くす。 「・・・。」言葉が出ない。 ショックすぎて頭が回らん。今日の昼からの大移動はなんだったんだ???まさかチェーン店の回転ずし屋がやってないなんて思いもしなかった。う~む、認識が甘かったか・・・。大晦日とはいえ、くら寿司もスシローもかっぱ寿司もみんな営業してんじゃないの???調べてはないけど・・・。 完全に肩透かしをくらい大いに落胆する。ガックリと肩を落としとぼとぼとホテルへと引き返した。 PR