忍者ブログ

新 ぽんぽこブログおれ日記

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > > 年末北海道 2014 其の32

年末北海道 2014 其の32

スーパーおおぞらが通過し、次の列車は札幌行きのスーパーおおぞら4号。8時50分くらいの通過を予想してる。1時間ほどの待ち時間である。世の中的には1時間待ちというと結構な時間に思えるかもしれんが鉄ちゃん的には全然余裕である。以前大糸線のとあるお立ち台に7時間居座ったことがあった。それと比べても余裕のよっちゃんである。ただし日常生活での1時間待ちは耐えられん。回転寿司とかUSJとかそういうのの1時間待ちにはうんざりする。あくまでも鉄道がらみの待ち時間限定である。
いろいろうろうろしながら構図を考える。ピークで次は丘のピークからの構図はやめて一段下がったところから音別方面を望むところからじっくり狙うことにする。しかしこの列車を待ってる間の時間というのも楽しい。構図を考えたり、この旅で撮った写真を見たり、飯を食ったりしているとあっという間に時間が過ぎる。ただ雨降りだったりするとこの時間が非常につらい。今この瞬間も非常に風が強く吹いている。日が出てるからまだいいけど雪や雨だったらとめちゃくちゃきついだろうな。昨日の美馬牛みたいにとても1時間とか待っていられなかっただろう。
そしてスーパーおおぞら4号がやって来た。

来た来た。





それっと!!!

今度は海もしっかり入れてみた。
そして後追い!!!!
  空が青い。いや~いいお立ち台ですな。


お次の列車は釧路行きのスーパーおおぞら1号。10時25分ごろの通過を予想している。1時間半ほどの待ちである。しかしこの尺別の丘。お立ち台としてだけでなく普通に観光地としても十分成りたちそうなくらいの雄大な景色である。北海道らしいというか日本離れしているというかとにかく雄大である。でも観光地化はしてほしくない。展望台とかつくって売店なんかができたらこの雰囲気は台無しである。今くらいでちょうどいいのだ。

 いや~北海道のスケールのでかさを感じる眺めである。

 太陽サンサン。
 丘の上から望む釧路の街。なんか海の上に浮かんでいるみたいだ。
 

 街は海に沿って西へ西へと延びている。






 足元の線路を見下ろす。





丘のピークから尺別方面を見ていてふと気づいた。あれってもしや・・・
 
 
 
 


 
 おぉ~あれは紛れもなく尺別の駅ではないか!!!
釧路への帰りも音別の駅から列車に乗るつもりであったが、目で見えるところに尺別の駅があったということでどうするか考える。釧路に戻る列車は音別発12時08分。釧路からやってくる新得行きの普通列車を撮影してから移動するのだがこのお立ち台の通過予想時間は11時27分ごろ。音別の駅なら所要時間は20分ちょっとなので悠々戻れる。しかし尺別駅の存在を見てしまったからにはぜひともあちらから列車に乗り、僕が撮影した景色の中を走る列車に乗ってみたい。この区間自体は何十回と乗っているのだが、今こうして何時間も留まって撮影しているわけである。これまではただ「おぉ~湿原だなー。この景色を見るともうすぐ太平洋が見えるぞー。」と思うだけだったが、今日この地に立ってみてこの場所に対する思い入れは非常に強くなった。しかし尺別の列車の発車時間は音別よりも5分早い12時03分。しかもここからだと音別の方が近いのか尺別の方が近いのか判断がつかない。もし乗り遅れるようなことになってしまえば次の列車は14時45分発。2時間42分もの待ち時間が発生してしまう。つーかその時点で今日一日の予定が終わってしまう。今日のこの後の予定はまだはっきりとは決めていない。釧路湿原方面へ行くか糸魚沢方面に行くかはたまた釧路市内に留まり釧路川や新釧路川を渡る列車を撮るか。まだはっきり決めてないけど完全に日が暮れるのでそれらの予定はすべて潰れる。なんとしても音別を12時08分に発車する列車に乗らねばならんのである。
どうしたもんかと考える。確実な道を選ぶか冒険するか。う~む、難しいところだ。
そして結論を出した。尺別から乗る。そして雄大な原野をいつもとは違う思いで眺めるのだ。時間が読めんだけに乗り遅れるかもしれんという不安は付きまとうが、二者択一で迷った時にはいつも冒険する方を選んでいたじゃないか!!!(←ウソ)
というわけで乗れるかどうかはわからんが撮影後は尺別に向かうことにした。

PR

PAGE TOP