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新 ぽんぽこブログおれ日記

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年末北海道 2014 其の25

先ほど駅の立ち食いそばを座って食べたばかりだが12時を過ぎると普通に昼ご飯が食べたくなった。我ながら自分の胃袋の異次元ぶりには驚かされる。
駅の周辺にコンビニやスーパーがないのは先ほどの散歩でわかっている。キヨスクでも食料は買えるがまともな食料といえば菓子パンや駅弁である。米が食べたいんだが駅弁は値が張るし満腹感は満たされない。となればここは飯屋に行くしかない。
ご飯屋さんを探すべく再び駅前へと出る。すると「ローストビーフ丼」なるのぼりを発見。「牛さんか。いいですな。」
そのローストビーフ丼を食べさせてくれるお店の名は「くまげら」。店の前に立ってみると「うぅ。なんか高そうなお店だぞ。」
ロースト丼がいくらするのかわからんがなんとなく雰囲気にやられてしまい二の足を踏んでいた。そして「他も当ってみよう」
次に目に入ったのが黄色い看板が目を引くその名も「めし屋 あきら」。めし屋・・・いい響きで ある。

僕的にはこういう店の方が惹かれる。






そして入店。カウンターに腰を掛けメニューを見る。しかし「げっ!!!」
正直値段に驚いた。見た目の雰囲気から庶民的なお店だと信じて疑っていなかったが値段が高い。1000円オーバーの定食がごろごろしてるのである。しかし一度入ってしまった以上いまさら「まちがえました~」と出ていくわけにもいかんのでここは覚悟を決めてカキフライ定食(1000円也)を注文。内心「ローストビーフ丼はいくらだったのかな・・・」等と若干割り切れない思いながらもカキフライ定食を待つ。しかしこのカキフライ定食はいい意味で期待を裏切る逸品であった。街の定食屋さん的な「あいよ~」と注文してから5分くらいで運ばれてくるものではなくしっかり待たされる。カキを揚げる油の音が何とも本格的で非常に丁寧なお仕事をされている。これは予想に反し(←失礼過ぎ)大いに期待が持てるぞ。
そして運ばれたカキフライ定食を見て「おぉ~!!!」
ご飯が大盛り。これは腹ペコ君にはなんともうれしい。そして丁寧に揚げられた大振りでアツアツのカキフライが5つ。「うまそ~!!!」
そしてカキフライをパクっ。「うん、うまーい!!!!」
これはうまい。1000円は安くはないが値段と釣り合う味とボリュームである。この旅初のお店で食べるあたたかいご飯が大当たりで「あぁ~幸せだー」とひとかみひとかみじっくり味わう。完食した時には「うまかったー」と心も胃袋も大満足であった。メニューを見た時には「やっちまったー!!!」と思ったものの結果としてはもう最高。富良野に来たらまた来たい。鹿児島の赤とんぼ食堂以来の大当たりの定食屋さんであった。
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