2014/01/19 Category : 旅 年末北海道 2014 其の18 岩見沢からはスーパーカムイ23号で深川へ向かう。しかし列車は4分遅れ。 こちらは遅れていた札幌行きのスーパーカムイ26号。お顔が雪化粧である。 そして旭川行きスーパーカムイ23号が到着。 さすがに年の瀬、ドル箱路線のスーパーカムイの自由席は満席で僕はデッキで待機となる。 美唄、砂川、滝川と旭川に近づくほどに雪の量は増して行く。 遅れを取り戻し深川には定刻の15時37分に到着。大雪である。 留置されているキハ54。雪まみれである。 増毛行きが来るまでの時間を使って駅近のローソンで食料とビールを調達。その後駅に戻り改札の前でぶらぶら。 ほぉ~、昨日は大変だったんですな。 増毛行きは16時10分発。 旭川からやってきた増毛行きは6分遅れで到着。 雪の中ご苦労さん!!! 出発は13分遅れの16時23分。今日は僕が乗る列車は降雪で軒並み遅れている。いや~厳しいなー、北海道の気候は。 窓の外はもう薄暗い。まずは腹ごしらえ。コンビニ弁当をおいしくいただく。車窓をおかずに食べようと思ったけどしばらくすると窓が曇って見えなくなった。しかし2重窓の内側を上げて手でこすって見えるようにする。薄暗い窓の向こうは一面の大雪原だ。 列車は北秩父別に到着。何を隠そう僕の乗るこの列車が北秩父別駅に停車する下りの一番列車である。この北秩父別駅、上りは4本の列車が停車するが下りはこの16時23分発の一番列車と次の18時22分発の最終列車、この2本しか停車しない。見た目は「THE 北海道の仮乗降場」といった面持ちの板っきれのホームと掘立小屋のような待合室があるのみので、1両停車するのがやっとのものである。 いやーいいね。こういう駅がいつまでも残ってくれることを心から願っている。 沿線では大きな駅の石狩沼田を過ぎるとこれまた「THE 北海道の仮乗降場」の真布。そして明日萌駅こと恵比島に停車。ここから先は窓の向こうに雪がついて外が見えなくなった。 外の景色も見えないまま留萌に到着。するとなんとここで僕以外の全ての乗客が降りてしまった。この路線に乗るようなやつはみんな鉄ちゃんでみんな増毛まで行くのかと思っていたのになんと全員が下車とは意外である。 だーれもおらん。見えるザックは僕のもの。 列車は僕だけを乗せて増毛を目指す。 雪を巻き上げながら走る列車の窓はバリバリに凍りついている。 アップ!!!! いやー冬の北海道って感じですな。 貸し切り状態の増毛行きの列車だがいよいよ終点増毛に近づく。進行方向左側の窓はすべてバリバリに凍り付いており外は見えない。進行方向右側の窓からはなんとか外を伺い知る事ができたが外は強風が吹き荒れていた。 17分遅れで増毛に到着 。 側面から。 終着駅って感じだな 。 大雪が降っているんだが伝わりにくいのでフラッシュ発光!!! というわけで10年ぶりに増毛の駅にやってきた。 PR