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新 ぽんぽこブログおれ日記

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年末北海道  2014  其の29

12月31日。今年も今日でおしまいである。今日は5時45分発の根室線の始発で音別へと向かう。宿泊してるコンフォートホテルでは朝食無料のサービスがあるんだが今日も明日も始発に乗るので朝飯は食えない。スーパーホテルでも朝食無料なんだが大概始発で出掛けるので朝飯は食えない。惜しいなぁ〜と思うんだがこればっかりは仕方が無い。
ホテルを出て駅へと向かう。今年の釧路は雪がない。美瑛なんかはいつも通りの大雪だったんだが太平洋沿岸は暖冬なのか???
 
今日はここから始まる。








列車は定刻に発車した。この列車は帯広から快速狩勝に姿を変えて滝川まで向かう。2429Dの逆パターンなんだが所要時間は約6時間40分。あちらよりも約1時間50分も短い。
ところで今日は尺別の丘というところに向かう。これは初めから決めていたものではない。今回の旅は細かいところは全く考えておらず結構行き当たりばったりである。昨日2429Dの中で今日の予定を考えていた。釧網線でいつものごとく塘路に向かい湿原を走る列車を撮るか、花咲線の厚岸ー糸魚沢間の湿原を走る列車を撮るか・・・。で、持参していたお立ち台通信とネット版のお立ち台通信を見ながら考えた結果、尺別の原野を走り抜ける列車の姿に心をひかれこちらへと向かうことにしたのである。しかしお立ち台通信の撮影地へのアクセスというのは結構いい加減なもんである。まぁ個人の投稿型の情報なのでその人次第のところはあるんだが持参した本の方には国土地理院の地図が載っている。しかしそれを見る限りその場所は尺別の丘ではなく音別の丘を示している。ネットの他の人のブログなんかで確認したんだがその地図はどう見ても音別の丘なのである。昨日のすり鉢までの所要時間にしろ参考程度に考える方が無難である。
古瀬を越え夜明けの太平洋沿いを走る。寂寥感あふれる景観で僕が北海道で一番好きな区間である。





6時36分、列車は音別に到着。






 
これからはるか先の滝川を目指す。






こちらは行き違いの釧路行き。





列車を見送り駅舎へとはいる。駅員さんが掃除をしていた。朝早くからご苦労様です。
国道へ出てお立ち台へと急ぐ。場所はわかるがどれくらい時間がかかるかわからない。僕の予想では7時45分ごろに札幌行きのスーパーおおぞら2号が通過する。列車の本数が少ないのでなんとかこれに間に合いたい。
今日も同じホテルに泊まるので余計な荷物は置いてきた。できる限りの軽量化を図っている。走ったり歩いたりを繰り返し尺別の丘を目指す。川を渡り音別の丘と思われる丘を通過する。そして尺別の丘っぽいのが見えてきた。そして目印の斎場(火葬場)の看板を確認。国道を逸れ坂道を登っていく。ゴールが斎場ということで少々気は重いがこの辺りでは有名なお立ち台なので先客がいるかもしれない。
そしてとりあえずのゴールである斎場に到着した。しかしだーれもいない。斎場ではあるけども辺りは開けていて寂寥感にはあふれているが気味の悪さというものはそれほど感じられない。音別の駅からここまで20分ちょっと。無事にスーパーおおぞら2号の通過に間に合った。
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