2014/01/13 Category : 旅 年末北海道 2014 其の11 お立ち台から直に黄金駅へと向かう。国道沿いに歩かねばならんのだがこちら側から国道に向かうには道がない。見えてはいるんだが向こうに行くには雑木林を超え、道無き道を歩かねばならない。多分どこかで繋がるだろうと自分の来た脇道を黄金方面へと歩く。稀府ー黄金間の営業距離は4.5km。ざっくりここまで1キロ歩いたとして残りは3.5kmか。残り時間は1時間15分。ただし黄金駅で北斗星を撮ろうと思えば9時20分には現場に着きたい。僕なりの通過予想時間は9時24分。1時間ちょっとしか時間がない。急がねば。 えっさほいさと歩いていくもゴールがわからんので不安になる。このままタイムアップとなって北斗星が通過してしまったらと思うと気が気ではない。今思えばiPadを持っていたんだから地図で調べりゃよかったんだがその時は全然考えが及ばなかった。 雪が舞う中、ひとまず 国道へとつながる踏切までやってきた。時刻は9時前。しかしここでだいたいどの辺りまで来ているのかわからない。先が見えない不安から「よし、もうここでいい。」 この踏切、名前を岩田前踏切という。この踏切の横の家は岩田さんなんだろうな。間もなく札幌行きのスーパー北斗が通過し、その後函館行きの北斗が通過、最後に札幌行きの北斗星が通過と効率良く3本の列車を撮影できる。う〜む、やっぱり黄金駅で撮りたかったな・・・。無念である。 まずスーパー北斗が通過。 続いて北斗。 後追い。 最後に大本命の北斗星が通過。時刻は9時32分。本来なら東室蘭に到着している時間である。 後追い。この表情を見ると「あぁ厳しい行程だったんだな」と思う。 戦いを終え再び黄金駅に向けて歩き始めた。踏切を渡り国道に出るとバス停を発見。時刻表を見るとあと6分でバスがくる。歩くか乗るか・・・う〜ん、乗る!!! というわけで乗ることにした。 PR