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新 ぽんぽこブログおれ日記

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周遊きっぷ

3月に泊まり込みで千葉まで研修に行く。交通費は会社持ちなのでこの際そのままどっか行ってやろうと考えた。
はじめは百名山潰しの一環で山に行こうとしたけど積雪期なので気軽に登れるところがない。日光白根山と男体山をダブルケットしようかと思ったが天候が悪いと日光白根山は厳しそうだし男体山は基本的には入山禁止である。(まぁみんな登っているんだが)
で、未踏の百名山は諦めて八ヶ岳にしようとした。赤岳はきつそうなので北八の天狗岳に行こうと思っていたんだが、年末年始の北海道から帰ってきて以来、「あー電車撮りてぇ〜」と思うようになり予定変更。撮影旅行に切り替えることにした。新調した三脚も実戦で使ってみたいし・・・。
最初はおとなしくいすみ鉄道や小湊鉄道なんかを撮ろうかなと思っていた。しかしいろいろ考えていくうちに思考が飛躍してきて「久々に五能線に乗りたいな。18きっぷ使えるし。そうだ、轟駅行きてぇ〜。」なんて考え始めるともうダメで「よしっ。こうなったらいっそのこと北海道まで行くか。北斗星だ。少し早いがお別れ乗車だ!!!」となってしまった。そして「そうと決まれば行きは東京までサンライズだ。周遊きっぷでお得に行くぜ。」
旅というのは計画の段階でも十分に楽しい。大学生の頃なんか時刻表を繰ってあーだこーだとやってるうちに夜が明けたということも日常茶飯事であった。時刻表だけで旅ができる。誌上旅行っちゅう言葉もその頃出始めてたな。
というわけで時刻表のピンクのページを開く。周遊きっぷのページを見るのである。北海道の周遊きっぷなら片道は飛行機が利用できる。行きは北斗星で帰りは飛行機だ。スカイマークとかエアドゥなら1万円くらいで帰ってこれる。しかし「あれ???」
いつもお得なきっぷのわりかしはじめの方に載っているはずの周遊きっぷのページがない。最後まで見てみたけどやっぱり載っていない。「そんなはずは」ともう一度はじめから探してみるもどうしても載っていない。「なんじゃこれ???」
そしてふと嫌な予感が頭をよぎった。「もしやなくなったか???」
ネットで調べてみると嫌な予感は的中。なんと去年の3月末で発売が終了していた。「うお~マジでか!!??」
周遊きっぷの前身、周遊券が姿を消し、その代わりに周遊きっぷが登場したのだが正直鉄ちゃん意外の人にはわかりにくい切符だったと思う。行き券、ゾーン券、帰り券とかに別れちゃってるし、周遊券と比べると値段だけではなく期間的にもお得感がだいぶ薄くなったように感じた。それでも盆暮れ正月問わずに使えるメリットもあり2年前の年末年始の北海道にはこの切符を使って上のチビと二人で北海道を旅した。行きはトワイライトで帰りは北斗星&新幹線。湯水のごとくお金を使った旅行ではあったけどエリア内の特急乗り放題のメリットはとても大きく非常に重宝したのを覚えている。かぁ~、なくなっちゃったか・・・。
なんだかさみしいな。今後は新幹線が各地の在来線を分断する時代がやってくる。18きっぷの旅もやりにくくなるし鉄路自体が引っ剥がされることも出てくると思う。貧乏旅がしにくくなるよな・・・。
その代わりと言っちゃなんだが各方面で乗り放題のフリー切符は発売されている。しかし特急も乗り放題というものは少なく特急料金は払わなきゃならないものが多い。時代の流れですかね・・・。ほんとさみしいわ。

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