2014/11/10 Category : 登山 勝手に六甲全山縦走大会 2014 其の4 全縦最大の関門、摩耶山の登りへと差し掛かる。右の股関節とひざ裏の痛みが徐々に強くなっていく。それは差し引いたにしても、今回はひじょ~にきつい。周りのペースについていけず随所で後ろに道を譲る。渋滞は一切ない。理想的な状況なんだが体が全然ついていかない。足も痛いしスタート時の貯金も切り崩しながらの状態に「このままじゃゴール出来んかも・・・」と弱気になる。 結局掬星台まで1時間40分を要した。なんとこれはコースタイムよりも10分遅い。渋滞もない中でコースタイムよりも遅いとは・・・。 頑張ってはいるんだが・・・ まずはいつものようにホットレモンをいただく。断わっておくが今回は勝手に全山縦走大会である。参加費は払っておりません。しれっともらっているんだがタダ飲みである。スミマセン・・・。でもうま~い!!!ここ数年、毎回雨ばっかりだがここのホットレモンにはいつもホッとさせられる。 時刻は13時10分。16時半には東六甲の縦走路に入りたい。その時間までに入れなければ最終の新幹線に乗り遅れる可能性が高くなる。あと3時間20分か。足が万全なら・・・つーかここまで歩いて来て足が万全ということはないが今みたいなことになってなければ十分間に合う時間である。しかし今日はどうにもやばい。これまでこんなところで足がこんなことになったことはなかった。やっぱ圧倒的なトレーニング不足と準備運動なしでいきなり歩き始めたことも影響してると思う。ショートカットしてるので体力的には問題ないのに非常に悔しい。 するとふとあるものが目に入った。「救護班 足の痛みコーナー」と書かれたテントである。おぉ~いいものがあるではないか!!!スズカのエンデューロでもこういうのがあるんだが恥ずかしがり屋の僕はやってみたいのだがもじもじしてる間にいつも受付が終わってしまう。今回ももじもじしていたんだがこの足の状態ではゴールは厳しい。ここは意を決してマッサージを受けるしかない!!!というわけで勇気を振り絞り、すがる思いで足の痛みコーナーへと向かった。 受付を済ませいざ施術。うつぶせそでひざをぐっと曲げられる。う~む、痛気持ちいい。マッサージをしてもらいながらいろいろ話をする。この痛みの相談コーナー、僕はこれまで気がつかなかったんだが実はけっこう前からやってるらしい。僕のマッサージをしてくれてる人は一昨年から参加してるそうなんだが、ずーっと雨だって言ってた。とすると、僕が参加したのと同じ日に参加していた模様。で、今度はあおむけになって股関節をやってもらう。うぅ~痛気持ちいい。 そして施術終了。「どうですか???」と聞かれるが・・・「・・・。痛い。」口には出さなかったが痛い。 大体こんな数分のマッサージで劇的に治るなんてことはないわな。しかし「いや~少し楽になりました。」とお礼を言って再び出発する。こういうマッサージは歩き終えた後の回復のためにやってもらう方がいいのかもしれん。 時計を見ればすでに13時43分。40分も休憩してしまった。あと3時間で東六甲の下りの分岐まで行かねばならんのか・・・。って行けんのか、これ??? 出発しようとしたところで衝撃的な看板を発見!!!なんと うぉ~マジでか!?最終的な判断は東六甲の分岐でしようと思っていたんだがこりゃまずい。あそこの分岐で「う~ん、無理っ!!!」となってもそこでエスケープできないではないか。つーかなんでバスが運休してるんだ??? まぁよくわからんが行けるとこまで行こう。というわけで後半戦へと突入していった。 PR