2014/02/08 Category : 旅 年末北海道 2014 其の34 尺別の丘を下り国道へと出る。時刻はすでに11時半を回っている。列車の尺別駅の発車時刻は12時03分。あと30分しかない。 丘の上から見下ろした原野と太平洋を左に見ながら、走ったり歩いたりを繰り返し懸命に尺別の駅を目指す。 尺別の駅まであと1kmの看板。時刻は11時46分。何とか間に合いそうだ。 あの踏切を渡れば尺別駅はあと少し。ゴールが見えたので気持ちにゆとりが生まれた。 尺別の丘から見えたソーラー施設。わりかし最近できたと思われる。釧路湿原もそうだけど原野を削ってこういういうものを作る。ただの原野じゃ1円にもならんというのはよくわかる。ただよそ者的にはなんか痛々しいというか違和感を感じる。 尺別の丘を望む。思ったより近くに見えるな。 先ほどの お二人がいるかなと探してみるも姿は見えず。 ゴールが見えたのでここでスーパーおおぞら6号の通過を待つ。さすがにこれを尺別の丘で待つわけにはいかなかった。 スーパー7おおぞら6号が通過。 人家は全くないものの区画だけはしっかり整っている。そんな原野の中の道路を歩き、11時57分尺別駅に到着。 ででんっ!!! 駅前には廃墟がただ1軒たたずむのみ。 駅舎の中は意外にもかなりきれい。 向かいのホームを望む。 しゃくべつ!!! ホーム。 列車がやって来た。 眼下を列車が通りぬける。 無事に12時03分発の乗り込む。朝釧路を出た時には少々不安もあったけど、終わってしまえば夢のような楽しい時間であった。 PR