2014/07/23 Category : 登山 2014夏山山行第2弾 早池峰山 其の2 9時16分。さぁスタートだ。雨の中をビリっけつで山へと入っていく。 いきなり渡渉から始まる。 もういっちょ。 最初のほんのちょっとだけが樹林で、すぐにこんなガレガレの急登が始まる。 いや~急だ。しかもかなりのガレガレ。 想像と全然違うな。コースタイムが5時間ほどで花の百名山ってことでもっとちょろい山だと思っていた。ほぼノープランでやってきて現場であまりのギャップに驚く。 上まで上がってくるとガスで真っ白。先週の山行とまったく同じである。 標高が上がるごとに険しさが増す。う~む、こんなのとは思っていなかった。 ここでストックをしまう。もうストックをついて登る山ではなくなった。両手両足を総動員である。 上を見上げる。完全に岩山である。 下を見下ろす。やっぱり完全に岩山である。 荒々しい・・・。傾斜もきついし落石注意だ。 鎖場も出てきた。う~む、完全になめてた。コースタイムが短いからってなめちゃいけないな、ここは。 鎖場の上から。短い鎖場だけど雨の日の鎖場はいつも以上に嫌いだ。 途中までは「こりゃ2時間くらいで登っちゃうな」とか思っていたけど完全に目論見が外れる。きつい斜度のガレガレ山にてこずる。 11時45分。頂上に到着。途中まではすいすい行けたけど後半戦で思った以上に時間がかかった。 頂上にはこれまたボランティアっぽい人がいた。けっこう手厚く見守ってくれる山だ。しかし登りにこのルートをつかって正解だった。もしあのまま小田越までバスに乗ってたらと思うとガクガクブルブルである。雨の日にこのルートを下山に使うのは下りが苦手な僕には厳しい。 しかし思いもしないガレガレ山だった。全然ちょろい山じゃなかったな。やっぱどんな山でも下調べをしとかなきゃだめだ。 頂上の避難小屋。あたりはガスで真っ白。 PR