2014/07/21 Category : 登山 2014 夏山山行 東北シリーズ 其の14 さぁ月山頂上へ向けてのスタートである。 八幡平、八甲田同様にここ月山も高層湿原の山であった。 もういっちょ。 来た道を振り返る。レストハウスが小さくなっていく。 この月山、やさしい山容ではあるがごつごつ岩の登山道でなんとも歩きにくい。周囲には登山者だけでなく月山の信者の方々の姿も見受けられる。ここは信仰の山でもあるようだ。 おっ、あれが山頂か??? ところで台風一過で晴れるということだったのに全然晴れ間がない。それどころか今にも雨が降り出しそうな空模様である。下界はいい天気なのに今回はどこへ行ってもこのありさまである。 しばらく行くと雪面のトラバースが現れる。このお二人、どうもここが怖かったみたい。 仏生池小屋を振り返る。先ほど「山頂か?」と思ったのは仏生岳であった。 あの先に見えるのが月山の山頂である。 よぉ~し、行くぜ。 雪と岩の間にオコジョ君登場。 うぉぉぉ~もうひと息じゃー!!! そして月山頂上に到着。といってもここは月山神社の神社の入り口。ここから先は撮影禁止なので写真はここが最高峰である。 神社で参拝料を払って祈祷をしてもらう。そして月山の最高峰へお参りした。ここまでの所要時間は約2時間10分。山と高原地図だと所要時間は3時間。百名山地図帳だと所要時間は2時間。山と高原地図は特に遅いおかしいというわけではなく百名山地図帳のほうが実測に近いコースタイムだったようだ。 神社をあとにしてしばし周りの景色を眺める。 見るとここで引き返すだけでなくその向こうへ歩いていく人、またこちらへ歩いてくる人が結構いる。僕も一瞬月山リフトの方向へ下山しようと考えたのだがリフトが休止中ということと下山後の交通事情というのがよくわからなかったのでやめてしまった。つーかこんなにいっぱい人がいるならもっと調べて縦走すればよかったかな。 しかし東北の山々は懐が深い。アルプスもいいけど東北の山もいいな。 いや~スケールがでかい。 そして下山にかかる。パラパラと降ってはやむというのを繰り返していた雨も本降りになった。 雨は降るし地面はごつごつで歩きにくいしなんとも言えん気分になる。行きはよいよい帰りはなんとやらってやつである。 そんななかでもきれいな花には心癒される。 そろそろ花の名前も覚えようかな。そうすれば雨でも楽しめる山行になるかも。 おぉ~レストハウスが見えてきた。 そして駐車場まで戻ってきた。いや~寒い。早く中に入れてくれー!!! というわけで69座目の百名山、月山を無事に登頂した。 PR