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新 ぽんぽこブログおれ日記

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総括!!!今年の山行

今年もこのシーズンがやってきた。いつもは六甲の全縦をやった後、シーズン終了となるのだが今年は最後の最後で北ヤツの天狗岳に登った。関西にいたらこれはなかったな。

まずは5月。GWに上のチビと北アの横尾にキャンプに行った。上高地からスタートし2泊3日。なか日は雨降りで1日テントの中だったけど楽しかった。しかし印象に残ったのは夜がめちゃくちゃ寒かったこと。シュラフは上のチビに渡して僕はシュラフカバーで寝たんだが・・・いや正直寒くて寝れなかった。持ってきたダウンだの雨具だの着れるものはすべて着てやっとギリギリ寝れるレベル。その昔、夏の白馬でシュラフを忘れるというアホなことをしてしまったんだがその時も寒くて寒くてたまらなかった。季節と場所にもよるけどやっぱシュラフカバーで寝るのは厳しい。ちなみに最終日は無事に晴れて雨の中を歩く羽目にはならなかった。
 

5月には東京へ転勤。来て早々、最初の休みで男体山へと向かった。2014年一発目の百名山である。地図とコースタイムを見て「余裕かな」と思ったもののどうしてどうして。二荒山神社から登り始めたもののこのコース、掛け値なしの直登コースであった。上の方はガレガレのがれ場。このがれ場では下りで転倒した人がいてヘリが出動していた。ここで転倒したら厳しいなというところだった。ちなみに天気は快晴。中禅寺湖がきれいに見下ろせた。
  
その翌週は高尾山へ。東京に来たら一度は行ってみたかった。本当は陣馬山方面へと縦走をしたかったけどこの日はちょうど大井ふ頭でロードのツアーオブジャパンが開催されていた。山も登りたいがTOJも見たい。というわけで大急ぎで山頂へ向かいそのまま下山。登山口から山頂まで1時間かからなかった。あまりのあっけなさに少々物足りなかったけどやむを得ない。その後TOJに向かったけど終盤の残り3周くらいで現場に到着。高尾山とTOJ、両方参加はできたけどどちらも物足りない結果となってしまった。
 

6月は仮住まいだった川崎のマンスリーマンションから今住んでる東京港区のマンションに引っ越し。川西に帰ったりなんだかんだで山行はなし。

そして7月。北アルプスで最後に残っている黒部五郎をやろうとしたけど超大型台風の直撃により行先を東北に変更。黒部五郎の無念を晴らすべく日帰りで登れる山をアホみたいに登り3日で4座稼いだ。
初日。夜行バスで盛岡に向かいまずは八幡平へ。背後から大型台風が追いかけてくるという最悪のシチュエーションの中登山口へ向かう。登山者皆無の駐車場を出発し熊の気配に怯えながら進むと20分ほどで山頂へ。サルでも登れるコースを選択しといてこういうことを言うのはなんだがこれまで登った百名山で一番あっけない山頂だった。


翌日は八甲田へ。台風は温帯低気圧に変わったもののこの日も天気は悪かった。山頂はガスで何にも見えず。自分の雨男・ガス男ぶりにがっくりしたものの下ってる途中から天候が一気に回復。あまり下調べをしていかなかったので突如現れた高層湿原に感動しながらの下山となった。



下山はこの天気。数時間でこの変わりっぷりであった。

下山後はその足で岩木山へと向かう。予想よりも時間がかかってしまいレンタカーの返却時間が迫る。やむを得ずリフトで上まで上がり大急ぎで山頂を往復。劇的に回復した天気も岩木山の頭の部分だけすっぽりとガスに覆われる悪夢のような状況で気温は低いわ風が強いわで非常に寒かった。八甲田も岩木山も完全にピークハントのための山行となり大いに虚しさも感じた。百名山を完登したらもう一度ゆっくり登ってみたいと思った。
 

3日目は出羽三山の月山へ。この山は当初予定していなかったけど数を稼ぐために強引に入れた。ここも完全にピークハントのためだけにやってきた山である。雨降りの中の登山であったがガスがなかったため、周りの景色は良く見えた。これまでの八幡平、八甲田、岩木山とは違い多くの登山者が歩いており、精神的には一番楽だった。山頂からの景色を見るにつけ「東北の山も雄大だなぁ」と実感した山行であった。



なかなか雄大。
 
7月は2週続けて東北の山々へ。再び高速バスで盛岡へ。初日は花の名山早池峰山へ。梅雨時に行くから仕方ないのかもしれんがこの日も雨。コースタイムを見て余裕かと思ったこの山も、登りに使った河原の坊からのコースがなかなかの急登で少々苦しめられた。少なくともハイキング的なルートではなかった。下山後はバスが来るまでの待ち時間がめちゃくちゃ寒くて「早く来てくれ~」と思いながら縮こまってた。


翌日は岩手山へ。この日も朝から天気が悪く全く気が乗らない。駐車場にも車が停まっておらず正直「登りたくねぇなぁ~」と思ってしまった。とはいえここまで来て敵前逃亡するわけにもいかず出発時間を少し遅らせて出発。ガスガスの中を登りたどり着いた山頂もガスで真っ白。おまけに風も強い。お鉢巡りをしようとしたけどホワイトアウトのような状態で歩く意味を見いだせず早々に山頂に引き返してしまった。この山は往復に7時間以上要した。久々の7時間を超える山行に少々疲れた。



8月は最後の最後で日光白根へ。この山は雪のある時期に訪れようと何度か考えたけど結局この時期に訪れることとなった。当初は丸沼からロープウェイで上まで上がり日光湯元温泉まで縦走しようと思ってたけど、まさかの時刻表の見間違えでスタートが大幅に遅延。結局丸沼の往復となってしまった。天候は良くなかったけど雨は降らず山頂からの景色は楽しむことができた。



五色沼を望む。

9月は血ヘドを吐くほど働かされ毎週土曜日が出勤。連休がない地獄の月間であった。とても山どころではなくこの月は山行はなし。

10月も引き続き地獄の日々が続く。しかし最後の最後で奇跡の2連休となり武尊山へ。ここは鎖場にビビってなかなか足が向かなかったけど意を決して出陣。行ってしまえばビビっていた鎖場は大したことなく、天気も快晴で最高の登山日和となった。


11月は恒例の六甲全山縦走大会。最終で東京へ戻らねばならなかったので苦渋の決断でスタートは妙法寺から。しかしひざ痛でペースがどんどん落ちガーデンテラスで涙の途中リタイヤ。途中スタートにもかかわらず屈辱のリタイヤという完全不完全燃焼の大会となってしまった。時期的に仕事が超繁忙期ではあるけど来年はトレーニングをしてリベンジを果たしたい。



そして先日の北ヤツの天狗岳へと続く。今年は百名山9座に登りこれまで登った百名山は73座となった。去年の年末には「70座に乗せたい」と思っていたので今年は目標を達成できた。来年は80座に乗せたいな。頑張ろう。


















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